フラダンスがあるも、少し肌寒い、
朝から雨が降っている。今日は松山刑務所矯正展にSさんに誘われてSさんの知人Kさんと一緒に行くことにした。数日前から前庭で業者さんが大勢やって来て、テント設営など作業をしているのを横目で眺めていたので今年も盛大な催しものになるであろうと思っていた。数多くの矯正品の展示販売コーナー、食べ物のコーナーがあったものの、あいにくの雨で客足もまばら。でも顔見知りのスタッフに聞けば昨日はそれでも人は多かったとか。
就労支援スタッフとしてここで就労している私も、今回の施設内見学では知らない場所を初めて見せていただいた。体育館の建物はいつも見ていても中に入るのは初めて、職業訓練の工場、洗濯工場や鉄工、理髪など各工場、訓練施設から出てくる受刑者を就労に向けて支援をしているが、この工場で訓練を受けていたのかと初めて知った次第。また共同房内の雰囲気、浴室の様子など、このようにして日々送っているのかと。今朝出た朝食なども展示がある。
昼ごはんは、お二人と一緒。若い人達と雑談していると一時気が休まる。ありがたい。
妻の病院へ行く途中、美空ひばりの唄が流れてきた。
「愛燦燦」 小椋 佳 作詞/作曲
雨潸々と この身に落ちて わずかばかりの 運の悪さを
恨んだりして 人は悲しい 悲しいものですね
それでも過去たちは 優しく睫毛に憩う
人生て 不思議なものですね
風散々と この身に荒れて 思い通りに ならない夢を
失くしたりして 人はか弱い か弱いものですね
それでも未来たちは 人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね
愛燦々と この身に降って 心密かな うれしい涙を
流したりして 人はかわいい かわいいものですね
あああ 過去たちは 優しくまつげにいこう
人生て 不思議なものですね
ああ 未来たちは
人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね
紅の水引咲く
Sさんからは私の身体を思いやりの健康的な食べ物を頂く。やっぱり歌詞にもある、人生ってつながることでうれしいものですね・・・淋しい淋しいなどと言ってはおれない。