夏椿にて 2008-02-05 21:05:52 | Weblog 平家物語の話に出てくる沙羅双樹、栄華を誇るときは、一時のことにて滅亡への道を走るごとく、毎年の初夏数輪小さく可憐に白い花をつけて、そしてあっという間にポトリと落ちる姿は哀しいというよりもったいない、そんな感じがする。新芽の出ないこの時期、沙羅双樹の小枝にぶら下がり冬眠する蓑虫が北風に吹かれてゆらゆらしておった。玄関前の夏椿の木。