2005/2/4 (Fri) 立春
立春である。なんとなく寒い空気の中でも陽射しはそれなりに柔らかさを帯びてくる気配がする。出勤の途中駅までの道中道角に昨夜の残骸がある。この地方の風習であろうか、年の数の豆粒を紙にまき角っこに幾つか置いてあるのを見つける。後ろを向いてポンと放り投げるのだそうだ。このようにすると今年は災難を免れるとか。しかしよく考えてみるとそれが厄落としをするのではなくて災難を免れたいとする本人の+思考が例えば身体を労わることにつながり大切なことであろうと思う。ただ電車からおりるニコニコと福笑いしながら改札口に向かう人いれば出勤時間に間に合いそうにない人達が鬼のような顔面をして階段を突っ走って行った。様々な光景である。