暘州通信

日本の山車

●561 高山市の不正 ヤミ給与裁判始まる その1                 

2006年02月25日 | 行政・司法問題
■高山市がすでに退職した職員に、ヤミ給与を支給していた問題。
■このとんでもない事案を経過を追って紹介する.
はじまりは、高山市の匿名氏よりの、
初めてメールさせていただきます。
私は以前、公的な機関にいた者です。
ある会合でこの様な話が流れてきました。
匿名にさせていただきますが、よろしくお願い致します。
これは表に出ていないことで、
おそらく正しいことではないと恩いましたのでこうしてメ―ルさせていただきました。
高山商工会議所の小瀬専務は高山市役所から天下りましたが、
市を退職された時に退職金をもらってるにもかかわらず、
市は「補助金」という名前で天下り先の高山商工会議所に支出し、
本人は高山商工会議所からの給与とは別に
その「補助兪」を給与という形で受け取つていたそうです。
給与の二重取りです。かなり多額のようです。
市を退職した方は様々な機関に天下りしていますが、
退職金を出しているにもかかわらず、この様な制度があるのでしょうか?
あるとしたら、税金の無駄使いだと思うのですが‥。
またその専務だけ特別だとしたら、いいのでしようか?
その専務は元市の職員ということで、
(退職したにもかかわらず、)市から部外秘の書類を入手し他に情報を流してるとのことです。
元市の職員であれば部外秘の書類を入手してもよいのでしようか?
市役所でも有名でしたが、相変わらず、高山商工会議所でも
公のお金で私物を購入している様です。
商工会議所は県や市に隠れてあまり私達市民には見えない存在なんですよね‥・。
この文書の回信をうけ、アクセス飛騨のメンバーは、早速この問題に取り組み調査をはじめた。
■アクセス飛騨の会員らがあつめた情報は驚くべきものだった。
■寄せられた情報以外にも類似した事例が現職の市職員(匿名希望)から出た。
■「高山市(あるいは、土野守氏個人)は、高山市を退職した課長以上の役職にあった旧職員およそ30名にヤミ給与を支払い年間およそ1億円を支払っている」という事実が明るみに出た。
■そこでメールの送信者T・T氏は匿名を希望しているので、直接の接触を避け、メールアドレスにいくつかの質問をし、アクセス飛騨のメンバーと協力して事実の解明を提唱したのだが、表に出るのを嫌がり辞退された。
■高山市には行政相談員がおかれ、市民相談を開いているが、そのひとり、小谷義男氏にすべてを話しておいた。小谷義男氏は高山市の収入役を務めたこともあり、高山市の事情にあかるい方である。
■その後、小谷氏より回答があって、T・T氏の情報や、会員の集めた情報が事実であったことが判明した。
■高山市は、60歳定年制を布いているが、58歳になると勇退していただいている。しかし現行の年金制度では60歳にならないと、年金が支給されず、2年間の空白期間が生じる。この2年間は無収入になるわけで、長年高山市のために働いた人たちを見殺しにはできないから、ひとりあたり、約300万円くらいを支給することにした。
現に給付を受けている旧職員は約30名くらいいるが、給付の態様はさまざまで、全額受け取る人、一部受け取る人、全額辞退し受け取っていない人もいる。
■小谷氏のコメントがあり、現行の年金制度の届かないところを補う高山市の方法は職員を大切にする温情市長といって退職職員には感謝されている。
■58歳退職後にヤミ給与の支給が行われていたことは確認できた。
■その後の調査で、58歳で退職するのは課長以上の職員のみならず、係長以下の職員も58歳のいわゆる肩たたきにあって退職する職員がほとんどであることが判明、しかし、こちらの職員らは、ヤミ給与の恩恵に浴していない事情が浮上した。支給しない理由について、土野守高山市長は、「58歳にもなって、せいぜい係長くらいだった職員は高山市のために働いたとはいえない。そのようなものにまで特別給与(ヤミ給与)を支払う必要は無い」と切り捨てたという。

●559 特別管理産業廃棄物とはなにか? その3

2006年02月25日 | 行政・司法問題
■フェロシルトは昨年10月特別管理産業廃棄物になったということだが、疑問が残る。
■100万トンすべてがなったのだろうか?
■岐阜県の勇み足ではないか?
■三重県は認めていないと思う、特別廃棄物になったならその廃棄は不法行為で即・警察の取り締まりの対象となるはず。もうすでに5ヶ月は過ぎた。動きがないのは、三重県はフェロシルトをリサイクル品としたまま、特別管理産業廃棄物としていないため、動く理由がないからでは?
■全量搬出を求めるには見極めが肝要だ。