■遅れながらも撤収のはじまったフェロシルト。■廃棄されたその量は膨大なものだ。いよいよ、これを回収するというのだが? ■これを回収する作業が始まった報道をうけて世間の関心と注目度はいささか低くなったのでは? ■実は問題解決はこれからなのだ。■回収されたフェロシルトの行き場は、たぶん? 石原産業の所有地内だろうと考えている。■その考え方は、「うちに捨てられたゴミは捨てた人が持って帰るべき」というものだ。岐阜市椿洞の解決策とよく似ているね。■持って帰ったゴミはそのさきどうなるのか? たぶん誰も見ていないところへ持っていって、また捨てるのだろう(苦笑)。■私にはフェロシルトの行方はまったく想像がつかない。■ここからは想像だが……。石原産業はおそらく持ち帰ったフェロシルトを完全無害なとこまで処理しないだろう。そして自社の土地に回収したフェロシルトをそのまま埋め尽くすのではないか? その費用はとことん抑えられるはずだ。■自分の所有権のある土地に私権(有害物質を埋める)を設定しても、なんら問題はないはず。という考えがあるのではないか? ■最近各地に頻繁に発生する天災をみれば、その考えかたは非常に危険なものだ。■備蓄タンクからの漏洩した石油や化学物質。津波・高潮の危機、いつおきる地震の心配。■フェロシルトだっていつ石原産業から流出するか知れたものではない。スマトラ沖地震、ハリケーンに相当するような自然災害が発生し、もし流出するようなことがあれば、伊勢湾などはいっぺんい汚染されていまうぞ。■鳥羽の真珠も振るわなくなっている・魚の養殖業者などひとたまりもないだろう■知多のあさり狩は、春の風物詩だったが、近頃はめっきりひとが減ったそうだ。各地の汚染は確実に進んでいる■このような懸念を払拭するには、フェロシルトなどの有害物質を完全無害化をプロジェクトとして技術を完成させなければならない。こういうことこそ国のシゴトだ。■岐阜県からフェロシルトが無くなれば、三重県の危険がそれだけ高まるということではないのか? ■これだけ不始末を重ねた三重県。眼は届いているとは思うのだが……。■世間の目をくらますため10年20年くらい先はヨンでいるだろう。そしてそのころは現社員も、行政職員も現場を去っているはず。■もしフェロシルトがどのような終末処理を行っているのか? きちんと報告されないと安心できない。■これでは何も知らない善良な市民は、朝三暮四のたとえ通りまさに騙されているサルではないか? ■私の言っていることは杞憂かな?