行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

モミジバスズカケノキ、ラクウショウ

2019-07-13 20:00:39 | 風景
今日も6月19日の新宿御苑、
樹にかかわるスナップです。


御苑の東端、
フランス式整形式庭園のプラタナス並木、
黄色に色づき落葉する頃がヨーロッパを思わせ人気の場所です。


6月のこの時期も真っ直ぐ伸びた木幹と万緑に、
多くの人が安らぎ、憩いの一時を過ごしています。
いい空間です。


新宿門付近の大木、
モミジバスズカケノキです。
幹回り6.3m、樹高26m、樹齢は120年超え、
明治20〜30年に日本で初めて新宿御苑に植えられました。
イギリスで作られたアメリカスズカケノキとスズカケノキの交配種です。


プラタナス属にはスズカケノキ、アメリカスズカケノキ
そしてモミジバスズカケの3種がありますが、
日本にあるほとんどがモミジバスズカケノキです。
一般にプラタナスというとこのモミジバスズカケノキを指し、
整形式庭園のプラタナス並木の木もモミジバスズカケノキです。


これも新宿御苑の大木の一つ、ラクウショウ。
なんといっても、ニョキニョキと樹の周囲に生えた気根におどろきます。
これも明治20~30年、日本で初めて、新宿御苑に植えられたそうです。
大きいもので樹高約35mほどになっています。


ラクウショウ(落羽松)、
落葉する針葉樹、
葉が鳥の羽のような形で落ちるのでこの名。
別名はヌマスギ、
原産地の北アメリカでは湿地や沼地に生息しています。
沼地などては地中の根だけでは酸素を充分に吸収できないので
地上や水面に気根という呼吸根を出し、酸素を補います。
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