行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シロバナハンショウヅルとオオバノウマノスズクサ

2024-06-15 20:00:26 | 花と虫
4月17日の長池公園で
シロバナハンショウヅルとオオバノウマノスズクサの花。
両者とも長い印象に残る名です。


自然館前の管理地に
シロバナハンショウヅルが淡黄白色の花をたくさんつけていました。
キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性の落葉半低木です。


丘陵の林縁などに自生しているシロバナハンショウヅルですが、
数はそう多くはないようで、
何年か前に裏高尾で見た以来の花になります。


葉腋から花柄を長く伸ばして広鐘形の花を開きます。
花弁は退化してなく、花弁に見えるのは4枚の萼片で
萼片に包まれて雌しべ、雄しべが多数見られます。
ハンショウヅルは赤紫色で半鐘形、萼片は半開きになりますが、
シロバナハンショウヅルは淡黄白色で咢片はほぼ全開します。


園の中央路の柵に
そのハンショウヅルの花を見つけました。
まだ開く前ですが、赤紫色の半鐘形です。


そのハンショウヅルの横に面白い花を見つけました。
オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)と名札がありました。
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属、
低山の山林に生息するつる性の落葉木本植物です。


花期は4~6月、
萼筒が強く折れ曲る長い筒状の花は
中に入った虫が簡単に出られない構造となっています。
筒の中には雄蕊、雌蕊があり、
外に出ようと虫が動き回ることで受粉がされる仕組みになっています。
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