キキョウとサワギキョウ、
花の形は異なりますが、いずれもキキョウ科の多年生草本です。
秋の七草の一つに数えられるキキョウですが、
夏の初めから咲き始めます。
山野の草原に自生していますが、いまでは絶滅危惧種であり、
見られるのは栽培しているもの、
6月下旬から花を咲かせていました。
キキョウ(桔梗)の花色は薄紫色が普通ですが、
白色もよく見られます。
キキョウは雄性先熟の花。
雄しべが花粉を出している雄性期の後に、
雌しべが現れ、柱頭が5裂、雌しべ成熟の雌性期になります。
上写真、正面が雌性期の花、
右は雄しべ、雌しべともに未成熟の咲きはじめの花です。
雌しべが閉じ、雄しべが花粉を出している雄性期の花、
その花に蜂が花粉を集めていました。
雄性先熟、自家受粉を避けるための植物の仕組みです。
7月中旬、
長池公園の里山地域の水辺にサワギキョウ(沢桔梗)が早くも咲いていました。
キキョウ科ミゾカクシ属、
山地の湿った草地や湿原などに自生する多年草です。
美しい花の山野草ですが、全体に毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物です。
花期は8月から9月頃と記されています。
濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に総状に咲かせます。
花びらは上下2唇に分かれ、
上唇は鳥の翼のように上向きに2裂し、下唇は3裂します。
この写真では雄しべ、雌しべの状態がよくわかりませんが、
サワギキョウもキキョウと同じく雄性先熟です。
花の形は異なりますが、いずれもキキョウ科の多年生草本です。
秋の七草の一つに数えられるキキョウですが、
夏の初めから咲き始めます。
山野の草原に自生していますが、いまでは絶滅危惧種であり、
見られるのは栽培しているもの、
6月下旬から花を咲かせていました。
キキョウ(桔梗)の花色は薄紫色が普通ですが、
白色もよく見られます。
キキョウは雄性先熟の花。
雄しべが花粉を出している雄性期の後に、
雌しべが現れ、柱頭が5裂、雌しべ成熟の雌性期になります。
上写真、正面が雌性期の花、
右は雄しべ、雌しべともに未成熟の咲きはじめの花です。
雌しべが閉じ、雄しべが花粉を出している雄性期の花、
その花に蜂が花粉を集めていました。
雄性先熟、自家受粉を避けるための植物の仕組みです。
7月中旬、
長池公園の里山地域の水辺にサワギキョウ(沢桔梗)が早くも咲いていました。
キキョウ科ミゾカクシ属、
山地の湿った草地や湿原などに自生する多年草です。
美しい花の山野草ですが、全体に毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物です。
花期は8月から9月頃と記されています。
濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に総状に咲かせます。
花びらは上下2唇に分かれ、
上唇は鳥の翼のように上向きに2裂し、下唇は3裂します。
この写真では雄しべ、雌しべの状態がよくわかりませんが、
サワギキョウもキキョウと同じく雄性先熟です。