行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

サカキの花そしてハクチョウゲの花

2018-06-16 20:00:49 | 花,植物
5月の末日、
常緑の光沢の葉に白い花が開き始めていました。
榊(サカキ)です。
そして、垣根の一隅に白い小さな花、
ハクチョウゲを見つけました。


サカキ科サカキ、
枝葉は神棚や祭壇に供えたり、
神事に用いられる植物として、馴染みのある樹木です。
6~7月、側枝の基部に白い花を下向きに付けます。


咲きはじめの5弁の花は真っ白、
光沢のある葉の緑によく映えます。
雄しべは多数あり、花柱は2~3裂します。


葉は常緑で、いつも青々としているため栄樹(サカキ)、
神事に用いられるため榊の字が生まれました。
日本で作られた漢字の一つだそうです。
関西では山地などに多く自生しますが
関東での自生は少なく、
関東地方での神事には、ヒサカキが代用されます。


花は咲きはじめは白ですが
すぐに黄色になるようです。
まだたくさんの蕾がある中、
もう黄色になり始めた花がありました。


アカネ科ハクチョウゲ。
1cmほどの白い花、
花びらの縁が波打ち、中心部が淡い紫色、
趣を感じる花です。


江戸時代に中国から渡来した常緑小低木、
刈り込みに強く、生垣などによく利用されます。

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