ヤブムラサキとウメモドキの花

ヤブムラサキとウメモドキ、
両木ともどちらかいうと実を楽しむ樹ですが
6月、小さな花をたくさんつけます。


シソ科ムラサキシキブ属ヤブムラサキ。
6月初旬、同属のムラサキシキブより少し早く、
葉の下、下向きに淡赤紫色の花をつけます。


花びらより長い雄蕊が目立ちます。


びっしりと毛が生えたガク片がヤブムラサキの特徴、
秋に紫色に色づく実にもこの毛が残ります。


花には小さな虫が集まります。
小さなハマキ蛾、
多分ギンボシキヒメハマキです。
たくさん吸蜜に来ていました。


枝にびっしりとピンク色の花のついた木がありました。
秋に紅い実がたくさんつけるモチノキ科ウメモドキです。


ウメモドキ、
花色がいくつかあるようで
白い花もありました。


紅色の花も。
調べてみるとウメモドキは雌雄異株、
上の3つはいずれも雄花、
実はつかない木です。