行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヤマサナエとコオニヤンマ

2017-06-26 20:00:44 | 昆虫
ヤマサナエとコオニヤンマ、
いずれも平地から山地の樹林に囲まれた河川で発生する
サナエトンボ科の大型トンボです。
川近くの草の葉や岩の上にもとまり撮影しやすいので
思わずレンズを向けてしまいます。


ヤマサナエ1.
複眼が灰緑色、多分まだ若い雄です。


ヤマサナエ2.
川辺のこんな石の上にとまります。



ヤマサナエ3.
イタドリでしょうか、
川辺の草の葉にもよく見ます。


ヤマサナエ4、
基本的には複眼は緑色、
胸部側面にはっきりとした黒条が2本あります。
こうやって並べて見ると、
偶然にも上4匹とも雄のようです。


コオニヤンマ1.
ヤマサナエより少し大きく、
オニヤンマに次いで大きいとされる大型のサナエトンボです。
体の大きさに比べて頭部が小さく、後脚が長いのが特徴になります。


コオニヤンマ2.
オニヤンマによく似ていて少し小型なのでコオニヤンマ、
ヤンマの名がついてもサナエトンボ科です。
オニヤンマは左右の複眼が頭部中央で接するのに対し、
コオニヤンマの複眼は接しないで離れています。


コオニヤンマ3.
これは腹部が太いので雌、その若い個体です。
複眼が未熟期は灰緑色だが成熟すると澄んだ緑色に変わります。
この個体は少し小さめ、雄に比べて雌の方がと小さいようです。
コメント
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