行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミズイロオナガ

2017-06-10 20:00:26 | 昆虫
ゼフィルスと呼ばれる6~7月限定の樹上性シジミチョウ、
今年はミズイロオナガをよく見ました。
昨日のアカシジミ、ウラナミアカシジミとともに
低地の林間でも見られるゼフィルスです。


ミズイロオナガ、
翅裏は水色というより灰白色、
V字形の黒帯と黒い斑模様が並んでいます。
アカシジミ、ウラナミアカシジミに比べて少し小さく感じます。


昆虫図鑑によると、
「ゼフィルスの中で最も身近に見られる入門種、
都市近郊にも生息する。」とあります。


幼虫の食樹はクヌギ、コナラなど。


夕刻になると樹の周辺を活発に飛びまわりますが
日中は木の葉、草の葉にじっととまっています。


花の終わったエゴノキにいたミズイロオナガ、
試しに60mmのマクロレンズでそっと近づいて見ましたが
逃げられずに撮れました。
近づくとやはり細部がはっきりと写ります。


林縁の湿地の草の中にもいました。
翅表は黒褐色、
ウラナミアカシジミと比べると翅の表も裏も
落ち着いた色合いです地味色です。


特別珍しいというわけではないようですが、
ときどきこのように黒帯が太い異常型が見つかります。
コメント
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