行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シモツケとシモツケソウ

2015-05-31 20:00:05 | 花,植物
シモツケとシモツケソウ、
どちらもバラ科、よく似た花をほぼ同時期、
平地では5月~6月に咲かせます。
しかし、シモツケは樹木、落葉低木であり、
シモツケソウは名のとおり草本です。


ハラ科シモツケ属のシモツケ、
濃い紅色の花です。
同じバラ科シモツケ属のコデマリのように
丸く小花が集まります。


薄い紅色のシモツケの花。
葉は一般には楕円形で、
粗く不揃いな鋸歯が見られます。


白い花のシモツケ。
蕊が長く、蕾の形もよく、
美しい花です。


山地の日当たりのよい場所に自生もしているようですが
公園樹や道路樹として広く植えられており、
この時期になると、美しい花を眼にすることができます。


バラ科シモツケソウ属シモツケソウ、
クサシモツケとも呼ばれます。
花はシモツケに似ていますが
葉は大きく違い、掌状に5~7に裂けています。


野川公園の自然観察園のキョウカノコ、
キョウカノコはシモツケソウの園芸種、
シモツケソウに比べ繊細と書かれているものもありますが
個体差もあり、細かく見ない限り、違いがわからないようです。

コメント
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