行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

春の野花に吸蜜するギンイチモンジセセリ

2015-05-04 20:00:14 | 昆虫
ギンイチモンジセセリが発生しているのではと、
多摩川の草原を歩いてみました(4/30)。


年数回の発生があるギンイチモンジセセリですが
名の由来である後翅裏に翅の付け根から外縁に向かって、
一条の銀(白)帯がはっきり見られるのは春の最初の発生個体だけです。


環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に
指定されているギンイチモンジセセリですが
局地的には多く見られ、
ここ多摩川の草原にはけっこうたくさんいます。


このギンイチモンジセセリ、
花にとまることはあまりないと思っていましたが
昼時のせいか、
この日は春の野花にとまる姿をいくつか見ることができました。
カタバミの黄色の花にとまりました。


カラスノエンドウの花にとまるギンイチモンジセセリ、
これから蜜を吸うのでしょうか、吸い終わった後でしょうか、
口吻(コウフン)がゼンマイのように渦をまいています。


シロツメグサの花にもギンイチモンジセセリ。


ハルジオンは蜜が多いのでしょうか、
いろいろな蝶が吸蜜に来るようです。
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