一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

自浄作用が働かなくなった相撲協会、何処に向かうのか

2018-10-02 09:29:33 | 日記

最早相撲協会は自浄作用が働かなくなってしまった。組織は財団法人として残っているが、その中身は何とも汚いのもになってしまった。どうして自浄作用が働かなくなってしまったのか。それは第三者機関が入り込めなくなったからではないか。第三者機関によるチェックが疎かになると、自分たちがやっている悪い所が修正できなくなる。従って、改革をやろうとする人たちを除外し始める。残った人たちには改革をやろうとしなくなる。

今の相撲協会は過去の悪い所を引きずっているのが見えていない。外部から入ってもらった人間も内部の人間に抑えつけられて何もできない。外部から入ってきた人間は、専門的なことは全く解らないために内部にいる人間の言う事に従わざるを得なくなる。要は丸め込まれてしまったのである。このまま進むと、外部から来た人間は上手く利用されるだけで、何かあったら責任を押し付けられることになる。それを恐れて外部から来た人間は何も言わないのだ。

自浄作用を生かすには、外部から来た人間と内部の人間が対等でなければならない。少なくとも、役員の人数は同じ数の人間でなければならない。また、監査においても内部と外部の人間の数が同じでなければならない。今の相撲協会は内部の人間に完全にコントロールされている。これでは相撲協会の改革は出来ないだろう。様々な事件や事故が発生しても自浄作用が出来なければ何度でも発生してしまう。如何すればいいのか。

一先ず財団法人を返上すべきではないか。スポーツ庁は現在の相撲協会をどのように考えているのだろう。この団体に財団法人の許可を出したのはスポーツ庁である。財団法人としてもう一度、組織の中身を見直すべきではないか、という事だ。何処かの歯車が合致していない、と見た方が良い。そもそも財団法人とすることに無理があったのではないか。伝統行事という事を前面に出しているが、果たしてどうだろうか。見た目だけをもって財団法人とすることに何か不自然を感じてしまう。

裏工作のようなことを公然とやっている組織は財団法人として醜い。いっその事、社団法人か株式会社にすればよかったのではないか。そうすれば今のような問題もすっきりと解決していたかもしれない。相撲を事業と見れば何にも問題はない。利益を上げれば配当を出す。相撲が儲かれば投資をする人も増える。今よりももっと華やかなこともできるはずだ。無理して財団法人にしてしまったのは間違いだったと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北朝鮮が望む軍事境界線のな... | トップ | 中国がオスプレイを恐怖に感... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事