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中国がオスプレイを恐怖に感じている理由

2018-10-03 09:24:57 | 日記

中国が最も恐怖に感じている兵器はアメリカが造っているオスプレイだと云われている。その性能は、速力約520km、航続距離約3900kmとある。発着はヘリコプターと同じで、滑走路は必要ない。この性能を有する航空兵器は中国軍には存在しない。若しもアメリカ軍と戦う事になったら、この航空兵器が最大限の効果を発する。戦闘機はスピードが速いが、滑走路を必要とし、航空母艦からしか発着できない。

機能性を重視するなら、オスプレイはジェット戦闘機の何倍かの機能を持っているのと同じだ。但し、オスプレイだけでは極めて危険である。ジェット戦闘機に狙われたら弱い面が多く出てくる。オスプレイはジェット戦闘機と組んで戦うと極めて有効に利用することが出来る。中国軍が所有するジェット戦闘機の殆どがロシア製か又はそれを改造したものである。中国のジェット戦闘機のエンジンは全てロシア製である。

中国がジェットエンジンを自国で開発製造できないのが大きな弱点だ。ジェットエンジンに限らず、二輪車のエンジンさえ開発できなかったのだから、中国の技術開発力は世界的に見て大変遅れている。中国の技術開発力が遅れている理由は基礎科学の研究が遅れているからである。中国が人間を宇宙に送り出したのは、全てロシアの技術によるものだ。中国が独自に開発した技術は殆どないに等しい。

軍事力においても、中国の陸軍の軍人数は世界一多いかもしれないが、技術力は世界一ではない。空軍はジェット戦闘機の数は多くあるが、性能においてはアメリカを抜いているわけではない。海軍においても、漸く空母を完成させたが、カタパルトを搭載していない空母では戦闘能力は高くない。実戦を経験していない中国海軍がどれだけ能力を発揮できるかは未知数だ。機能性ではアメリカの空母には現時点では
勝つことは出来ないだろう。

中国とアメリカが一対一で戦争をしたら現時点では中国に勝ち目はない。生物兵器、化学兵器、宇宙兵器など様々な兵器を若しも使用したら中国にも勝つチャンスはあるかもしれない。しかし、これらの兵器を使う事は自国にも大きな損傷を伴う事を覚悟しなければならない。中国軍幹部はアメリカ軍と一度戦ってみたい、という好奇心があるかもしれないが、最も危険な考え方である。自国を滅亡に導くことになるからだ。中国もオスプレイの様な最新兵器を開発することが出来れば、軍事面で将来アメリカと対等になるかもしれない。

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