一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

プロジェクト遂行が無理な国、中国

2011-07-26 06:21:46 | 日記
仕事を総括的に進めるのがプロジェクト。各種プラントや鉄道、橋、港湾施設、建築物、宇宙開発など様々なビッグプロジェクトがある。日本は戦後、これらのビッグプロジェクトを遂行してきたが、国の成長と同じように総て成功している。成功に導いた陰には多くの人たちの努力の結晶がある事を忘れてはならない。
今中国で起きている高速鉄道の事故、本来あってはならない何が欠けているのだろうか。プロジェクト遂行の基本的な部分が欠落しているために、見えるところは綺麗に出来ていても肝心要な所に欠陥が生じている。どんなプロジェクトでも、事故に繋がるようなことは、一つでもあってはならないはず。たった一つの欠陥、見過ごしが大事故に繋がるのである。
北京オリンピックが開催されたとき、開会式での少女の歌声が全世界に向けて発信された。しかし、この口パク問題は、この国では殆んど問題とされないで過ごしてしまった。要は、いい加減な国と云う印象だけが残った。この国は、もう一つの陰を晒している。特許権、商標権などの知的財産権が全く無視されていることである。国家が無視することを奨励しているのかもしれないが、表面的には、取り締まっている形だけが報道されている。
プロジェクト遂行がまともに出来ない国では、例えば、航空機の開発などはとても信用できない。空を飛ぶことは、簡単に出来るかもしれないが、安全性が100%求められる航空機の開発には、この国は適しない。鉄道のように線路の上を高速で走ることさえまともに開発できない国なのである。人間を宇宙に飛ばせた技術は認めても、果たして安全性はどうだったのだろうか。若し失敗しても、公表する情報はウソを発表すればそれで済む、と云う軽い考えがあったかもしれない。
通常ビッグプロジェクトには開発に相当の期間を必要とする。アメリカの宇宙開発を見ればそれがどのように進められているのか、見て取れる。何十万点に昇る部品の組み立てを遣らなければ、宇宙ロケットは発射できない。それに搭乗する人間は、各種の厳しい訓練をして体力をつけなければならない。宇宙船の中で生活するための食料や水、設備なども総て宇宙開発のためになされたものだ。中国が、このようなビッグプロジェクトを果たして遂行することが出来るであろうか。極めて難しい。鉄道で見せたプロジェクト遂行が、いい加減な造り方をしている、と云う印象は捨てきれない。
今回の事故を契機に、高速鉄道のスピードを半減(150~200キロくらい)して、もう一度総ての装置、設備の再点検をしたらどうなのか。又、地盤も突貫工事で行われたので、本当に大丈夫なのかどうか、見直せばいいのである。3日間くらい、全線ストップして調べないと安心して乗ることは出来ないはずだ。スピードを出すだけが目的ではないはず。今回以上の事故を防ぐには、再点検が絶対に必要だ。
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