一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

過去の冤罪事件の総括を

2010-12-25 06:28:30 | 日記
検察庁改革の案が出てきた。色々とあるが、果たして実現するのだろうか。何となく自己保身に走っているような気がする。そのように見える。本気で改革をするという気があるなら、過去に起きた冤罪事件の総括をしたらどうか。冤罪によって多くの人たちの心に傷を負わせた。この代償は検察庁がどのように償ったのであろうか。
冤罪事件は現在でも起き続けている。何故無くならないのか。それは何時まで経っても総括をしないからだ。過去の汚点と云うこともあって誰も手をつけない、つけにくい事柄である。若しかすると、現在の検察庁の幹部の多くが一部拘っていたかも知れないものもあるかもしれない。しかし、そんなことを云っていたら総括は永遠にできない。
戦後65年経っている。戦後の混乱期は今よりも多くの冤罪事件が起きている。仕方が内面もあったかもしれない。だが、それが現在も起きていることに問題がある。冤罪が起きる素地を持っているのは何故か。捜査のやり方に何か問題があるのではないか。捜査員は一生懸命仕事を遣っている。そこに無理が生じているのかもしれない。冤罪にかかわった捜査員は、自分から好んで遣っているとは思えない。恐らく上からの支持、圧力があったに違いない。
過去の総括が出来ない以上、今後もこのような冤罪が起きることは間違いない。幾ら改革をした、といってもそこには過去の汚点が表現されてこないからだ。嫌な事は出したくないのは誰でも同じ。しかし、無実の人を傷つけたことを何も無かったかのごとくしていくのは何とも思わないのだろうか。抵抗が無いのだろうか。
検察庁改革は絶対に遣って欲しい。同時に冤罪の総括も遣って欲しい。
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