一言、云いたいね

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シェールガス、どれだけ期待できるか

2011-07-08 05:36:52 | 日記
日本の近海からは、クリーンエネルギーは一切産出しない。今回、輸入することになったシェールガスは、カナダで産出したもの。石化燃料と違って、COを殆んど出さないエネルギーだ。電気を作る燃料にこのようなものがあればいいのだが、それは見込めない。
天然ガスの殆んどは東南アジアや中近東から輸入される。ガスはそのまま輸入(極低音で液体に圧縮)されることもあれば、外の原料から作られることもある。石化燃料が高騰する中、シェールガスの存在は大きいといえそうだ。このガスの存在がカナダで確認されたのはまだ最近のことだ。世界各地にエネルギー源があれば紛争は起きないのだが、石油を始め、多くのエネルギー源は偏在している。
シェールガスは、日本のガス会社がどうしても欲しいものの一つになっている。問題は安定供給するための装置がまだ整っていないことだ。このガスプラントをまず造ることが第一である。世界のエンジニアリング会社がこぞって入札をするであろう。入札でエンジニアリング会社が決まれば、凡そ3年くらいで大型ガスプラントは完成するはず。そうすれば、ガスの供給も安定し、電気よりもガスでエネルギー源を確保しやすくなるはずだ。
冬の暖房では、現在は石油が主となっているが、徐々にガスで暖房をする家庭が増えてくるのではないだろうか。手軽さにおいては石油には敵わないが、家庭で据え置き型であればガスと石油は同等である。
COが環境に悪影響をするということで抑えられているが、シェールガスが多量に安定的に供給されれば、石油にとって変る事が出来る。冷房においてもガス冷房が技術的には可能だし、実際に製品としても販売されているのだから、今後は電気ではなく、主体をガス冷房にすると云う考え方も出てくる。今までは、冷房は電気、と云うことばかりを考えていたが、ガス冷房にも脚光を浴びるチャンスが来るかもしれない。ガス会社ももっと手軽に使えるガス冷暖房気を開発すべきではないか。今は、夏は電気で冷房、冬は石油で暖房、と云う形が出来ているが、夏も冬もガスでもっと手軽に使えるようにしたらどうか。ガスは配管を引かないとガスの供給が出来ない、と云う欠点がある。これを何とか克服しないといけない。シェールガスが大きな脚光を浴びるときが近くに遣ってきているような気がする。
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