一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

原子力発電所を地下に出来ないのか

2010-12-22 06:17:13 | 日記
現在、原子力発電所(原発)は総て地上に造られている。事故を想定した様々な仕組みがあり、万が一の時にはそれなりの坊師装置が働くことになっている。なんでもそうだが、事故は起きないほうがいいに決まっている。防止するためには、或は万が一の事故に対しては多くのお金がつぎ込まれている。今建設されている殆んどが地上に造られているのはなぜなのだろうか。
チェルノブイリやスリーマイル島の事故が如何に大きかったかは現在の状況を見ればよくわかる。その昔、といっても第二次世界大戦の終わりの頃、ナチスヒトラーは原子爆弾製造のための施設をノルウェーの断崖絶壁の地下に造っていたと言う。地下に重要施設を造るというのは、現在の技術を以ってすれば決して不可能なことではない。
原子力が現在の電力の3割になっている事を考えると、また、クリーンエネルギーとしての役目を果たしているということを考えると、この施設を地下に持っていくことを検討したらどうだろうか。地下は、地震の際も多くの利点がある。また、万が一の事故に際しても表に放射能が広がらないようにし易い、と云うことも考えられる。
建設費用は確かに高く付くかも知れないが、様々なリスクを考えると地上よりも地下の方がいいという印象を受ける。地下に造るとしたら、表面は鋼鉄の板で覆ってしまえばいい。地上には緑を多くして自然を造り出す。地下都市と云う構想もあるくらいだから、地下の原子力発電所と云う構想もあっていいのではないか。
地下空間を有効活用するということにも一利ある。狭い国土を地表だけしか利用できないものは地表にあってもいいが、地下でいいものは地下に持っていく。東京を走っている地下鉄はその典型的な事例である。地震国、日本では地震に対して強いといわれている地下を有効活用すべきではないか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年金減額は行うべき | トップ | 機密漏えいと暴露の1年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事