一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

文字文化を軽く見る朝鮮民族

2018-03-29 05:16:35 | 日記

今韓国では漢字復活をするかしないか、議論が盛んなようだ。元々、朝鮮半島は漢字文化の国だった。ハングルは15世紀の半ばになって考え出された言語である。それまでは完全に中国から伝わった漢字だけを使用していた。15世紀半ばになって考え出されたハングルは庶民が使っていた言葉であり、文法などは不規則だった問わ荒れている。ハングルの文法を決めたのは日本である。

日本が朝鮮半島を統治した時、朝鮮半島で使用されていたハングルの文法をしっかりと決め、規則正しいハングルが誕生した。しかし、ハングルでは表記できない近代の言葉は漢字を使う事になり、ハングルと漢字が併記されるようになった。漢字交じりのハングルの誕生である。このような歴史を辿った北朝鮮半島は、太平洋戦争後日本の統治を外れ、アメリカとソビエトの主導の下、38度線を境に独立国となった。

独立後、北朝鮮は即座に漢字を廃止し、ハングルのみとなった。韓国は1970年に漢字併記のハングルだったものを漢字を廃止し、ハングルだけとなった。漢字を廃止したが今までに使っていた言葉はそのままハングルで使う事になった。ここで大きな問題が発生した。ハングルだけだと同音異義語の本来の意味が全く解らない。漢字で表記されないからだ。また、一つの単語を使うのに、説明をしながら使わないといけなくなった。

ハングルで書くと日本文で書いたのと比較すると文章の長さが2倍になってしまう。漢字併記の便利な所を捨てて、ハングルだけにした弊害が出てきたのだ。文字文化というのは、その時だけの問題ではない。特に朝鮮半島の歴史資料の全てが漢字で書かれている。現在、韓国人の殆どが歴史史料を読めない、という事は、彼らは真実の歴史を知ることが出来ないのと同じだ。自国の歴史史料が理解できなければ勉強のしようがないのである。

今、漢字復活をしようとしているが矢張り多くの反対者がいるようだ。民族主義的な人間にとって漢字は敵なのである。漢字の起源は中国であり、朝鮮半島由来のものではない。朝鮮人にとっては漢字は屈辱的なのかもしれない。漢字文化という考え方にはどうしても馴染みになりたくないのだろう。彼らには真実の歴史を知らない方が良いのかもしれない。それこそ歴史ファンタジーで納得するしかないのだ。

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