習近平のメンツ、朝鮮人のメンツ、何か共通しているのか

共産主義国家は、トップのメンツを大切にする。共産主義でなくても朝鮮人も同じことが言える。中国人、朝鮮人にはメンツが最も大切らしい。若しかして、儒教に関係があるのだろうか。この２つの民族がメンツをとても大事にする。主義主張は、中国と韓国は全く異なる。北朝鮮の金正恩も同じようにメンツにこだわる。やはり気になるのが儒教の影響である。中国と北朝鮮は共産主義国家、韓国は一応、民主主義国家（実際は民族主義国家）である。主義主張が異なる中華民族と朝鮮民族には共通点がある。それが儒教である。北朝鮮は宗教は関係ないと思われがちだが、もともとが儒教の国だった。従って、中華民族と朝鮮民族には儒教が大きく影響していると見れるのではないか。


儒教は上下関係がはっきりしている。メンツを重んじる。習近平は心の中は全て儒教という考え方があるのではないか。その上に強固な共産主義という考え方がプラスされる。我々日本人から考えると、彼等、
儒教の国の民族とは相容れないものがある。メンツというものに対して日本人はあまり気にしない。欧米人も同じではないか。勿論、日本人の中にもメンツを重要視する人もいるが、多くの日本人はメンツをそれほど重要視しない。国際関係においては本来はメンツなどあまり関係ないはずだ。何故なら、多民族がそれぞれの考え方で物事を進めていくために、すべての民族の考え方を取り入れていたら物事はスムーズに進められない。特に宗教などは異なることが普通なので、それぞれの立場を尊重することだけでいいはずだ。

今、中国は多くの課題を抱えている。それを習近平という国家のトップのメンツに拘って物事を進めていたら何もできないのではないか。メンツを重要視するあまり人民を置き去りにして不幸に陥れるだけである。これは朝鮮民族にも言えることだ。メンツに拘っていて、重要なことが進められない。日本人や欧米人から見るとおかしいし不自然なのである、メンツは単なる体裁だ。ある意味どうでもいいことだ。