中国共産党の幹部１００人の資産１２００兆円がスイスの銀行に預けられているという

中国共産党の幹部が如何に国民から金を搾取していたかがよく解る数字だ。１００人で１２００兆円と云う事は一人当たり１２兆円という金額になる。まあ、中国が独立国として成立したのは１９４９年１０月である。単純に計算したら国が出来てから７４年経ったことになる。１年間に１億６２００万円の所得を受けていたことになる。いや、これは中華人民共和国が成立した時に共産党員になっていたという計算だ。そんなことは完全にあり得ない。７４年前に共産党員になっていた人は現在存在しない。共産党幹部になる前に相当の地位についていることが条件だとしたら、ここでいう１００人というのは少なくとも５０歳代以上の人達だろう。


そのようなことを前提にして考えると、１００人の幹部という人たちは、２０年くらいの間に１２兆円のお金を人民からせしめたということになる。ここでも単純計算だが、１年間に６０００億円の所得を得たことになるのだ。この金額、資本主義国ではとても考えられない金額である。現在、２０年間、年平均６０００億円の収入を得ることはどのような事業を展開すればできるだろうか。これは共産主義国だからできる事ではないだろうか。共産党幹部が国の税金を独占的に手にできる金なのである。中国の人口は１４億人といわれている。現在の中国の税収は３兆２００億ドル（１ドル１４０円で換算すると
約４２２兆８０００億円）となる。

１００人の共産党幹部が２０年間で１２００兆円をため込んだとしてもそれほど不思議な数値ではない。国民から搾取したお金を共産党幹部という立場で大金を得ることが出来るという共産主義の不思議さである。現在、中国には共産党員が約９７００万人いると言われている。彼等共産党員は、少なくとも国家から金を貰っているはずだ。上記で書いた国家の金の４２２兆８０００億円の内、どのくらいのお金を党員個人として搾取ているのだろうか。勿論、若い党員はそれなりの金額しかもらっていないかもしれないが、省の幹部クラス（幹部の親族など）になれば相当の金額を貰っているのではないか。これも共産主義の宿命なのかもしれない。

資本主義の場合には、何もしないでお金が手に入る事はない。相応の努力をして、苦労をしないとお金は手に入らない。あぶく銭は一時的なものなので、そういうお金は例外として、普通に考えたら、共産主義国家のようなお金を得る方法は資本主義国家では存在しない。共産主義国家に憧れを持っている人たちは共産党幹部の生態をどのように見ているのだろうか。共産主義に染まっている人たちは表題に書かれていることを信用していないかもしれない。そんなことはウソだ、資本主義者たちのプロパガンダだ、と叫ぶかもしれない。そして共産主義は万民が平等だ、と考えているお人好しのバカは実際にいることは確かだ。