一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

国の為政者に向かない人を為政者にしてしまった韓国

2019-11-25 09:32:41 | 日記
これは何処の国でもあり得ることだが、今の韓国がまさにその通りになってしまったのではないか。日本でも今の野党が政権を取ったら同じことが起きてしまうかもしれない。それだけに他人事では済まされない問題だ。単に政治家になる、単に経営者になる、単に教育者になる、という事ならそれだけで済まされるだろうが、その組織の代表者になる、という事になると話は違う。政治家になる、経営者になる、先生になる、というだけなら被害は小さくても済むかもしれないが、指導者になってしまうと、その影響はただ事ではなくなる。

国の為政者、国の代表者、という事になると、そこには国内だけでなく国際的にも、大きな影響が出て来る。勿論、その国に属している国民はすべてが影響してくるのだ。政治形態が、自由主義だろうが、共産主義だろうが、社会主義だろうが、指導者によって国民がすべて影響するのである。韓国は曲がりなりにも一応、資本主義、自由主義の国である。国民が大統領を選んだのだからだれも文句は言えないはずだが、100%の支持を得たわけではない。反対していた人もいるはずだ。

しかし、民主主義国家である以上、例え反対していても多数決に従わなければならない。これが民主主義の掟なのである。韓国は選挙の上、大統領を選んだのだ。それが国民の総意を裏切っているとしたらどうなるのか。今、韓国はアメリカ圏から中国圏へ移行しようとしている。大統領がそのような政策をとっているからだ。選挙の時に、どのような政策を打ち出していたのかは韓国国民がよく知っているはずだ。果たして大多数の国民がアメリカ圏から中国圏に移行することを賛成していたのだろうか。

文大統領の今の行動から、アメリカ圏を離れていくことは確かだ。世界政治の中ではそれほど大きな動きではないかもしれないが、第2次世界大戦後、朝鮮戦争が終了して、東アジアでは東西関係では大きな動きは殆んどなかった。それが今回の韓国において資本主義圏から共産主義圏への移行である。韓国の辿る道は、恐らく、南北朝鮮国家の統一を目指すのであろう。統一国家を作る上で、大きな障害が幾つもあるが、それを乗り越えて行けるかどうか、である。南北間の様々な格差、それは東西ドイツの格差の数倍あっても実行できるかどうかである。

文大統領は、統一国家の指導者には程遠い存在である。北朝鮮主導か、中国主導か、中国とロシアと北朝鮮の三ヶ国主導か、ということだ。朝鮮半島国家の政治形態がどうなるのか、という事も気になる所だ。南北の様々なインフラの格差、社会制度の格差、経済格差、思想の格差、などをどのようにするか。それこそ国家100年の計画を立てなければならないだろう。国として完全に一致する国家は200年位を要するかもしれない。どのような人間を為政者に据えるか。海外からの支援は得られるだろか。中国やロシアだってそんなに金を持っていない。
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