一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

高速鉄道、アメリカは安かろう、悪かろう、を選ぶのか

2015-05-24 05:26:26 | 日記

『米加州の高速鉄道受注競争、中国勢優勢か 資金調達力に強み』と言う記事を見て、遂にアメリカも窮地に陥ることになるのかもしれない。中国製、と言うものがどのようなものなのか、中国国内で実際に動いている高速鉄道を見て解らないのだろうか。実際に造って動かしてみたら故障だらけ、と言う結果が目に見えてくる。特にアメリカで手掛ける場所が地震が多い所だ。中国がどれほどの地震対策をしているのだろう。

日本は何と言っても地震国。全ての鉄道や道路は地震対策が施されている。確かに価格は多少高くなるかもしれないが、地震が襲来した時に威力を発する。地震も何もない時には日本製も中国製もヨーロッパ製も全く同じだろう。しかし、人タブ地震が襲ってきたときには日本製は様々な対応が出来るように造られている。それこそ、目に見えないところで機能が発揮されるのだ。今、日本で走っている新幹線は、どのような地震が発生しても瞬時に対応してくれる。それだけ安全性を重視しているのだ。

中国製は、確かに価格は安いだろう。しかし、地震に対する措置は一体どうなっているのか。例えば地盤である。大きな地震が来た場合、まず地盤の異常が発生し、線路が急激に曲がってしまい、架線は垂れ下がったり切断したりする。高速列車は、地震の初期の揺れで急激にに停車できなければならない。それは日本でしか経験できないことであり、恐らく諸外国、特に中国では経験できないであろう。

地震と言う災害が襲うことは当然考慮しなければならないが、アメリカではどのように考えているのだろうか。「そんなこと解っているよ」と言うかもしれないが、経験したことがなければただの絵に書いた餅に過ぎない。日本のセールスにおいて、地震対策が十分に行えることを売り物にしたらどうなのか。安全性重視は何処の国でも言っているはずだが、システムとして地震対策とセットで売り込むこともいいのではないか。

コメント
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