一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

殺人少年が生まれた背景

2015-03-04 05:33:41 | 日記

多摩川で起きた少年による殺人事件、その背景を見ると何となく解ってきた。特に加害者の殺人少年は、以前から人を殺したい願望を持っていたようだ。勿論、願望を持っているだけでは誰でも人を殺すようなことはない。願望を実現させる様々な理由があるはずだ。特に小生は家庭環境にあると見ている。この少年は前から不良グループを組織しており、ソロリーダー格として活動していた。

テレビの報道によると、この殺人少年は家では酒やたばこを嗜むことを親が認めていたことだ。恐らく現在の年齢から推測すると15,6歳の頃から酒やたばこを嗜んでいた可能性が高い。通常だと高校1年生くらいからだろう。その頃から酒やたばこを家庭が認めた上でやっていたことから今回の殺人と言う犯罪に繋がったのではないか、と言う憶測である。この年代(高校1年生くらい)で酒やたばこを始めると一見大人になったような感覚で物事を進めてしまうことが多くなるのではないか。大体、この少年、働いていた様子がないから何処で収入を得ていたのだろうか。親が全てを賄っていたとしたら親の責任は重大である。

この少年が犯罪に突き進んだもう一つの原因は、常にリーダと言う位置を保ち、そして暴力沙汰を取り締まっていたことだ。自ら暴力を奮う事もあっただろうし、仲間と一緒に暴力を奮う事もあっただろう。暴力犯罪がエスカレートしていき、段々深みに嵌まってしまい、最後は殺人と言う重大犯罪になってしまう。特に少年が何時も殺人を犯すことに積極的になっていたことが今回の殺人に繋がった。

家庭環境から始まり、それを家族が認めてしまったことは親の責任が大きいと考えられる。子供の躾や教育は親がやることが基本だ。教育は学校がやるから家庭は何もしなくていい、と言う考え方はおかしい。子供の教育は親と学校が一体になることが重要なのだ。家庭教育は、その過程によって異なる。厳しくしつけつ家庭もあれば放任する家庭もある。どちらが正しくてどちらが間違っている、という事は一概に言えない。少なくとも犯罪者を生む家庭には何かがある。今回のような殺人事件は特例でも何でもない。

最後に出てくるのが少年法だ。この法律、やっぱり改正した方がよさそうだ。18歳未満を少年法に対象とすべきで、18歳以上は成人とすべきである。

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