一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

低劣な中国の「抗日ドラマ」

2013-05-01 05:59:51 | 日記

低劣なドラマを作るのは何処の国でも同じだろう。特に中国の抗日ドラマは凄まじい酷さだ。こんなドラマを作っている中国の製作者もおかしいが、それを許可している中国政府も頭がおかしくなっている。この国には芸術作品は絶対に生まれない。いや、芸術作品を作る人もいなければ、それを鑑賞する人もいないだろう。何しろ、毎日、低劣な抗日ドラマを見て、それに浸っているのだから、芸術作品など見ても殆ど解らない、理解できない、ということだ。こんな国民に芸術という言葉があてはまるわけがない。芸術と云う言葉を使うのがもったいない。

今の中国には映画産業は発達しない。勿論、作られて、放送されたり、映画館で写し出されている映画は、すべて官製の映画だから、国に都合が悪いものは全く出てこない。こんな映画を外の国の人が見ても、全く面白くないと思う。テレビドラマの3分の1が抗日ドラマだというから、異常なのだが、人民は異常に見えないらしい。それが今の中国人民なのである。抗日ドラマそのものが悪いのではなく、殆ど全てが史実に関係がないといわれている。従って、歴史的な価値はないし、芸術的な価値もない。単なる娯楽、それも低劣な娯楽のドラマなのである。日本のテレビ放送界でも低劣な番組が放送されているが、低劣なのは日本も同じである。

ウソの歴史ばかりやっていると本当の歴史を理解できなくなるのではないか。ウソか本当かその区別がつかなくなり、いつの間にかウソが本当のようになり、本当のものが、いつの間にかウソになってしまう。5000年の歴史も、いつの間にかウソだと思うようになる世代が出てきそうだ。そうなったら中国も北朝鮮と全く同じレベルになってしまうだろう。日本では水戸黄門の話が講談の漫遊記を基にしていることが、いつのまにか本当だと思う人がいたりする。ネット記事に 「同じく史実でないなら、いっそのこと初代主席の毛沢東が現在の中国全土を回り、腐敗官僚を成敗する「毛主席漫遊記」でもドラマ化したらどうだろう。お供は文化大革命を主導した四人組がいいかもしれない。」(記事の引用先「木村成宏」氏) と書かれていた。中国には、こんなドラマを勇気を以って書く作家が現れないものか。

今の腐敗政治がドラマ化することが出来たら本当の中国に生まれ変わることが出来るのだが、そんなことは夢のまた夢だろう。もう一度、第2文化大革命が起きれば不可能なことではない。抗日ドラマに対抗するドラマに格上げするのは間違いない。それこそ、名場面があちこちに出てきて、今の政権トップも驚きのあまり卒倒するかもしれない。そのくらい凄まじいドラマになるはずだが、果たして実現するであろうか。低劣な抗日ドラマを追放するには「毛主席漫遊記」を放送するしか方法はない。決まりだね。

コメント
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