一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

いつかは来るかもしれない、高消費税の時代

2011-12-30 06:18:45 | 日記
ヨーロッパ各国では、一桁の消費税の国などない。そんな事は百も承知しているが、その内容ではないか。日本も何時かは消費税が二桁になるであろう、と思っている。それでは国会議員の定員はどうか。日本はヨーロッパと比べると極めて多い国になる。若しかすると世界1かもしれない。
高消費税になることは覚悟しているが、日本の実情を見ると必ずしも好ましいとは思えない。消費税を上げる理由は解った。しかし、その前提がいけない。国会議員自身が身を全く切っていないからだ。国民に酷税を強いて、自らは高い収入と余り役に立たない国会議員がうようよいる。こんな国が高消費税になったとしてもろくなことはない。大体税金の無駄遣いになるに決まっている。
今に税金が一体どのように使われているのか。高級官僚の天下りや外郭団体へお金が多く流れる。国会議員と高級官僚の癒着で誰が儲けているのか。高消費税になれば今までよりももっと多くのお金が国会議員や高級官僚、天下り団体に流れる。この仕組みを変えない限りいくら消費税を上げても何にも変わらない。
今の政権は悪い仕組みをそのまま残して、単に数字合わせのために消費税をいじくっているような気がする。国民が本当に納得する消費税のあり方をもっとしっかりと調べなければならない。一体消費税を何に使うのか。国会議員や歳費が何故削減できないのか。内閣は国民に対して説明する義務があるはずだ。
今若し、高消費税に時代に突入したとしたら、国民の多くは、ただだめな国会議員や高級官僚、天下り団体にお金を多くばら撒くことになる。次の政権が民主党以外に移ることは間違いないが、箱物を作ってきた政党が政権に就いたら、借金がもっと増えることになる。消費税も何に使われるか解らない。天下り団体へのお金の流れがもっと佐官になるであろう。癒着も今よりもっと盛んになるであろう。国会議員への報酬ももっと増えるであろう。そして、議員定数の削減は全く望めない。こんな世の中になったら、日本沈没もより近づくことになる。
高消費税になれば誰が得をするのか。国会議員と高級官僚、天下り団体ではないか。堕落した国会議員の歳費が何故下げられないのか、不思議である。国民がこれほど苦しんでいるのに、国会議員だけが上のほうから見下ろしている。次の選挙では革命的なことが起きるのではないか。想定外の事が起きるのではないか。大地震のような想定外の事が起きるような気がする。国民の怒りの矛先がどこに、どのくらい向けられるのか。今の大政党が如何に無能かが証明されるはずだ。
コメント
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