台風の接近が予想される中で雨の降る前に一走りと、早朝から鵠沼~辻堂海岸へと飛び出していた。
引地川河畔では、この日もサギやカワウの姿が見られ夏には見られなかった水辺の鳥たちも故郷に戻ってきたようですね・・・
河口まで来ると、この日もカモメ軍団が中州に集まっていましたが、海岸から打ち寄せる大波を避けるようにウロチョロと行き場を探している?ように動き回っていました。
台風の影響で絶え間なく大波が寄せては返しており、さすがにサーファーの姿も少なく海に入るか否か思案中のようでした。
しかし、沖を眺めると数人のベテランサーファーが大波に乗っていましたが、思わず危ない・・と思えるほど、大波から落ちる光景も見られますね。
この日ばかりは、主役はサーファーではなく見事な演出されて踊るような白波でした。
鵠沼海岸から辻堂海岸へと走ると、打ち寄せた波が引く返し波が砂浜の大キャンパスに描く光景も美しいアート作品のようですね・・・
この日は残念ながら富士山は見えないと思えば、ビーチには美しい湘南の富士が出来ていました。
砂浜には、サーファー以外の人影は見られず、波の音だけが響き渡り別世界のような錯覚さえ覚えました。
波に洗われた砂浜に、流木を集めてこんな生け花のアート?を創ってみましたが、いかがでしょうか
引く白波を追いかけ、寄せる波から逃げるように走る可愛い野鳥の姿も見られ、ハマシギでしょうか・・・逃げる様子も無くしばしそのダンシングに見惚れていました。
辻堂海岸のサーフィングのメッカでも、波打ち際で高波を眺める孤独のサーファーの珍しい姿が印象的でした。
砂浜からサイクリング・ロードに出てみると、この日も3週間後に迫った湘南マラソンコースを試走するランナーと行き交いエールを交換して茅ヶ崎へとステップを踏んでいた。
浜須賀で折り返して海岸から離れたが、グレーの空と白い海の彼方に江の島を望む光景も画になりますね。
台風の接近を肌で感じながら、泣き出しそうな空や津波のような大波を眺めながらサザンの「TSUNAMI」の舞台のような海岸風景に満足して引き揚げていた。