10月中旬になっても真夏のような暑さが続いて走る気分が萎えていたが、爽やかな朝となっていたので、早朝ランで慶応キャンパスから里山方面へ富士見ランに飛び出していた。
慶応大学を過ぎて宇都母知神社の富士見ヶ丘からは、やや雲のスカートを履いていましたが、期待通り美しい富士山が待っていてくれたようです・・・
富士を横目に見ながら彼岸花が咲き誇っていた小出川まで来ると、周辺の田園には藁ぼっちが並び、その向こうには富士山もさらに大きく見えていました
小出川から里山公園の「畑の村」に入ると、新しく出来たコスモス畑には遅咲きのコスモスが咲き誇り秋の風景が拡がっていました。
湘南の名パワースポットと言われる、日本武尊ゆかりの神社である「腰掛神社」に立ち寄ると、境内は鬱蒼とした樹林に囲まれており、参道には木漏れ日が射しこみ神秘的な雰囲気が漂っています。
拝殿の欄間などには、古き龍などの彫刻もみられその伝統の重みを感じますね。
拝殿の横には、日本武尊が東征の折に石に腰掛けて大山を眺めたと伝えられる「腰掛玉石」が保存されており、ご神体としたことが社の始まりだそうです。
石の上には今日もお賽銭が置かれています・・・
また、境内の一角には、神仏習合の名残である茅葺きの鐘楼が見られますが、講和記念の鐘と彫られており いつの時代のものでしょうか?かなり古い名鐘のようですね・・・
神社を出て広大な里山公園の東尾根の長く続く竹林の道を抜けて走りますが、朝の爽やかな空気が漲っており、実に爽快でした。
竹林を抜けて一寸峠(ひとあしとうげ)の先には、コスモス畑が拡がり朝日が照り付けてコスモスの山となっており、風に揺られています
里山公園の「山頂の村」の湘南の丘に立つと、ここも富士見ポイントとして富士山から大山連峰を遥かに望めて、心地よい秋の風もあり秋を満喫でした。