文化の秋を迎えて市民文化会館で開催された地元中学校の合唱祭に招かれて出席してきました。
毎年、生徒会が中心になって企画運営されており、秋の恒例の行事として生徒達にとっては最も力が入っているそうです。
今年も、各学年5組づつの合唱で、優秀賞を獲得すべく夏休みから曲選びから秘策を練って練習に取り組んできたそうで、その成り行きに興味を持って鑑賞させてもらった。
会場では、日頃顔見知りの生徒からは、「観に来ていただきありがとう・・・何番目に出て何列目に立つから・・・」と自信たっぷりの声も聞いており、保護者の皆さんからも大きな期待を寄せておられる様子が伺えました。
感心したのは、曲選びから指揮、伴奏、決意表明など全て各クラスの中で生徒自身で行っており、我々世代では音楽の先生の指導、伴奏で行われていたように記憶しているが時代の相違なのだろうか?
どの曲目も男性・女性の息の合った素晴らしいハーモニーで唄われて全く優劣を付け難く、そのコンテストの行方に注目していた。
お昼休み休憩後には、全生徒と保護者、先生方など会場にいる全員で「夢の世界を」を合唱したが、心通じ合って最高に盛り上がっていました。
生徒の発表の後は、先生と職員、保護者が一緒になってのコーラスが披露されたが、客席の生徒たちから先生方に期待のエールが飛びかって、先生方も手を振って応えていました。
コーラスの後は、先生方の特別演奏で生徒達から何が行われるのか期待しながら、手を振って大歓声で迎えて迎えていたが、今年はハンドベルによる演奏が行われていました。
続いて生徒たちのアンコールがあり、秘策を練りながらの楽器演奏とグループコーラスでしたが、生徒達からは割れんばかりの大爆笑が起きていました。
一昨年は、先生方がAKB48の振り付けと踊りで会場が割れんばかりの盛り上がりでしたが、少々期待外れだったのでしょうか?
最後に成績発表があり、学年毎の最優秀賞・優秀賞の表彰が行われ、感激で涙する生徒の姿も見られて感動のシーンとなっていました。
夏から取り組んできた合唱祭で築き上げたクラスの絆が一層強まって、学校生活により強い輪が出来て困難に対処してほしいと願って会場を出たが、近くには白い彼岸花が美しく咲き、来年の「再会」を約していた。