カクレマショウ

やっぴBLOG

雪の季節はやっぱりトホホ。

2004-11-16 | ■青森県
夕べの雨が夜になって雪に変わったようで、朝、クルマにうっすらと雪が積もっていました。隣の家ではあわててタイヤを交換していましたが、まだ夏タイヤでも大丈夫。

こうして降っては消え、降っては消えしながら、いつのまにか根雪になっていきます。私の住む青森市は、ホントかどうかはわかりませんが、30万都市では世界一雪が多いのだとか。けれどそんなことは自慢にも何にもならず、毎日毎日、朝晩の「雪片づけ」が日課になることを思うと、憂鬱になってしまいます。

にもかかわらず、朝起きたら一面銀世界!という景色を見ると、一瞬「わくわく」っとしてしまうのはどうしたわけでしょうか。まだ雪の苦労を実感していなかった小さい頃の思い出が潜在意識として残っているからでしょうか。もちろん今は、わくわくはほんの一瞬だけで、そのあとおもむろにウンザリ感がやってくるわけです。

最近では、雪を逆手にとって観光資源としようとする動きも出てきています。冬の十和田湖・奥入瀬渓流とか(これはほんとにきれいです)。けれどもっとも有名なのは金木町の「地吹雪体験ツアー」でしょうか。

これを企画したのは地元のまちづくりに関わっている方で、津軽平野の地吹雪つまり雪が「下から降る」のを体験してもらおうというものです。天候に左右されるため、肝心の地吹雪が体験できないこともあるようですが、馬ソリに乗ったり、かんじきをはいたり、ストーブ列車に乗ったりと、冬の津軽が満喫できるツアーとなっており、とても人気があるそうです。「そこでしか体験できない」というのが受けているのだと思います。

住んでいる者にとっては、地吹雪も、雪片づけも、積雪による交通渋滞も、やっぱり「トホホ」なのですが。

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3 コメント

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もう、雪ですか? (mermarble)
2004-11-22 23:28:15
こんばんは。青森ではもう雪なんですか!!

仙台はまだまだといったところです。仙台市に泉ヶ岳という山があり、我が家や職場からも見えるのです。いつだったか、初冠雪したのですが、いつのまにか元に戻ってしまいました。

しかし、太平洋側は昼雪が解け、その夜凍り、翌朝エライことになるのが常ですので、今週末もうタイヤ交換する予定です。(昼間暖かく、解けやすい故に。)

地吹雪体験ツアーというのは山形の庄内地方にもあったですね、確か。除雪費用(予算)もままならない中で、楽しみを見出すというのは、なかなか難しいものだなあと思います。

やはり私の場合は、雪の降る音を聞きつつ、つつく牡蠣鍋と年の瀬、といったところでしょうか(笑)
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たつ鍋 (やっぴ)
2004-11-23 22:33:32
牡蠣鍋、いいですな!



夕べは「たつ鍋」がおいしかったです(別コメントにも書きましたが)。ほくほくとした「たつ」(鱈の白子)の感触…。ところで、南部地方では「たつ」のことを「キク」といったりしますが、そちらでは何と呼ぶのでしょうか?



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白子だけの鍋ですか? (mermarble)
2004-11-26 22:06:30
うちの方では「きぐ」(ぐは「グッチ」の「グ」の発音)と呼んでいるようですね。南部領に近いためでしょうか。

実家のある町は牡蠣の生産地になっているため、お歳暮がわりに生牡蠣を頂き、それがそのまま正月の肴に変身していたりします。
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