goo blog サービス終了のお知らせ 

カクレマショウ

やっぴBLOG

ミレーの「オフィーリア」(2)─漱石の「オフェリヤ」

2008-09-17 | ■美術/博物
夏目漱石の『草枕』に「オフィーリア」が繰り返し登場することはよく知られています。漱石は、1900年から足かけ5年間、ロンドンに留学していますが、その時にこの作品を見たのでしょう。『草枕』では、「画工(えかき)」である「余」が旅の途中で立ち寄った茶屋の「婆さん」が若い頃高島田で嫁入りをした時の話を聞いて、花嫁の姿を思い浮かべる。 しばらくあの顔か、この顔か、と思案しているうちに、ミレーのかいた、オ . . . 本文を読む