カクレマショウ

やっぴBLOG

「時計じかけのオレンジ」その2─「ウルトラ・バイオレンス」の世界

2005-08-31 | ■映画
「暴力」(悪)を人間は嫌いますが、それをキューブリックは「偽善」だと言います。みんな暴力に惹かれているというのが実情だ、と。「この地球でもっとも無慈悲な殺し屋は人類なのだ。私たちの暴力に対する関心は、潜在的なレベルでは遠い祖先と大差ないことを示唆している」(『ニューズウィーク誌』のインタビューに答えて/『映画監督スタンリー・キューブリック』より)。 ところで、この映画を見て、その暴力性に刺激を受 . . . 本文を読む