鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ゼロックス・スーパー杯、出場チームとして

2011年02月24日 | Weblog
鹿島アントラーズ


チームの指揮を執って4年目のオズワルド オリヴェイラ監督のもとで、前人未踏のJリーグ3連覇に続き、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会を制し、4年連続となるビッグタイトルを獲得した。天皇杯では高い集中力と磨きのかかった組織プレーを披露し、厳しい戦いを勝ち抜いて頂点を極めた。攻撃をリードするのは、FWの興梠、大迫という2トップ。興梠の俊敏な動き、大迫のセンスあふれるプレーで、得点を狙う。彼らをサポートするMFの小笠原、野沢は、正確なパスで得点チャンスを演出し、ミドルシュート、セットプレーのキックの精度も高い。MF中田は、中盤で攻守のバランスを取る重要な存在。昨シーズンのJ1リーグ戦で最少失点を誇った守備の中心となるのは、DFの岩政、伊野波というセンターバックのコンビだ。Jリーグ王座の奪還、4年連続となるアジアへの挑戦に向けて好スタートを切るために、今大会は絶好の舞台といえるだろう。

天皇杯での戦い方を語るゼロックス・スーパー杯の公式サイトである。
我等としては、是非とも獲りたいタイトルと言えよう。
天皇杯で輝いた興梠-大迫の2TOPになるのか、新戦力であるカルロンが登場するのか、楽しみな試合である。
中田コもボランチではなくCB起用が濃厚である。
今季最初の公式戦に相応しい結果を望みたい。
楽しみである。

山形・川島、シュートに磨き

2011年02月24日 | Weblog
山形「小林塾」盛況 4選手が居残り特訓
 教えて、小林先生。山形は23日、宮崎・シーガイアで午前、午後の練習を行い、4選手が小林伸二監督(50)から「居残り指導」を受けた。

 1時間目 FW大久保哲哉(30)は午前練習が終わった直後、直接指導を志願。ボールの受け方や、受けてから体をターンし、シュート態勢を作る方法を学んだ。「今まで教えてもらったことのないパターンなので勉強になった」。30歳になっても、技術向上への志は高い。

 2時間目 大久保の後、小林監督が呼び止めたのはMF伊東俊(23)。「シャドー」と呼ばれるポジションへ挑戦中の若手に、スペースへの飛び出しを教えた。「俊は低い位置でパスを受けるけど、前に走り込むよう指示した」。ドリブラーが新たなスキルを身に付ける。

 3時間目 午後はMF川島大地(24)を呼んだ。左利きの川島がシュートでゴール右隅を狙いすぎ、引っかけてしまうことを指摘。アウトサイドでのキックを伝授した。

 4時間目 FWエルサムニー・オサマ(22)は大久保同様にターンの方法を教わった。「ちょっと難しかった。まあ、やっていけばドンドンうまくなりますよ」。持ち前の「前向き思考」でトライしていく。

 「小林塾」の成果が出たとき、山形の得点も飛躍的に伸びる。
【湯浅知彦】
 [2011年2月24日11時17分 紙面から]


シュートのコツを伝授された川島である。
更なる攻撃力を得た川島は、切り札となろう。
ドリブルからのシュートは驚異となる。
山形の攻撃に注目である。

ジウトン、古巣復帰

2011年02月24日 | Weblog
Gilton retorna ao JEC
22 de fevereiro de 2011



A novidade na manhã de hoje, na Arena Joinville, foi a chegada do lateral esquerdo Gilton, que retorna ao Joinville Esporte clube depois de três temporadas no futebol japonês.

O atleta de 21 anos, formado na equipe do Cruzeiro, passou pelo JEC em 2008, ainda na categoria de base, e agora volta a vestir a camisa do tricolor como profissional, depois de aprimorar a sua condição técnica no exterior.

No continente asiático, Gilton comemorou o único título conquistado em sua carreira, foi campeão da Xerox Super Cup, que envolve os principais clubes da Ásia e Oceania. O lateral passou por três clubes no Japão, Cerezo Osaka, Albirex Niigata e Kashima Antlers.

“Esta passagem pelo futebol japonês me proporcionou, além de aprimoramento técnico, experiência e maturidade. Ao retornar o JEC, espero poder retribuir a confiança em mim depositada com muito trabalho e ajudar a equipe a conquistar os objetivos deste ano” afirmou Gilton.

Após concluir os exames de praxe, o atleta ficará à disposição técnica para os trabalhos junto ao grupo.


古巣であるジョインヴィレECに復帰したジウトンである。
所属クラブがはっきりし、我等としてもホッとした。
ジウトンの爆発的な推進力には期待が高かった。
しかしながら、ジウトンはまだ若すぎ、チームとしての機能に欠ける部分が多かったように思える。
また、ブラジルで経験を積み、選手としての実績を上げたところで再び鹿島に戻ってきてくれたらと思う。
ジウトンの成長を楽しみにしたい。

大迫、先発組へ

2011年02月24日 | Weblog
あるぞ先発!大迫、今季初めて興梠と2トップ
 鹿島は26日の富士ゼロックス・スーパー杯に向けて紅白戦を行い、FW大迫が今季初めて主力組でFW興梠と2トップを組んだ。

 今季は本職ではない左MFでテストされる機会が多かっただけに「FWは誰が試合に出るか分からない状況なので、チャンスをもらえるように頑張りたい」と気合十分。興梠の相棒をめぐる争いはし烈だが、新外国人FWカルロンが完全にフィットするには時間を要する見通しで、大迫が先発を勝ち取る可能性もある。

 また、MF本山が右ふくらはぎの違和感で練習を途中で切り上げた。

[ 2011年2月24日 06:00 ]

紅白戦で主力組FWに入った大迫である。
先日の水戸戦ではベンチ外であったために負傷が心配されたが、元気な姿を見ることが出来、安心させられた。
三年目の今季はレギュラーを掴むべく気合いが入っておる。
天皇杯では興梠と良いコンビネーションを魅せ、栄冠に多大な貢献をした。
ゼロックス・スーパー杯での先発は大いにあり得る。
当日のスタメンを楽しみにしたい。
その一方で、本山が右ふくらはぎに違和感とのこと。
これは不安である。
試合の流れを一気に変えてしまう影響力を持つ選手だけに、不在となるとチーム力は半減してしまうであろう。
大事に至らぬことを願う。

カルロン、積極的シュート

2011年02月23日 | Weblog
2011年02月23日(水)

午前練習では紅白戦を行い、カルロン選手の積極的にゴールを狙う姿勢が目立っていました。

豪快なボレーを撃つカルロンである。
ここまで、コンディションが完璧とは言えず、また、連携も深まっておらぬ為、絶対的な活躍は魅せておらぬ。
しかしながら、水戸戦を観る限り、才能の片鱗を匂わせておった。
味方にボールが渡った瞬間の動きだしや、ポジションを動かす嗅覚など、ストライカーの持つべき能力は十二分に持っておる。
前線からの守備も怠らぬ姿勢も良い。
今季はカルロンの活躍でタイトルを総ナメにしたい。
楽しみである。

朝日新聞、戦力診断

2011年02月23日 | Weblog
〈J1戦力診断:鹿島〉オリベイラ監督、問われる変化
2011年2月23日11時19分



 期限付き移籍からの復帰組を含めて新戦力は10人。ユースからの昇格と高卒の4人は将来への投資として、他の6人は即戦力をそろえた。昨年3連覇で途切れたリーグ優勝とアジア制覇をターゲットに満を持した陣容を整えた。

 ACL優勝を悲願に掲げるなら、最大のポイントは5年目のオリベイラ監督が変化できるかどうか。先発を固定する采配は、毎年のように疲労をため込んだシーズン途中での失速と、出場機会の少ない控え選手の成長停滞を招いてきた。常勝を支えてきた小笠原、本山、中田、曽ケ端ら1979年組も31歳。遅れた世代交代のためにも、今年はぎりぎりのタイミングだ。

 充実した補強を目の前に、監督自身も「長く続けるとマンネリといわれがちだが、信頼と責任を背負って厳しさを増して臨む」。柔軟に選手を入れ替える勇気が問われる。

 チームの浮沈を左右する新戦力はマルキーニョスの跡を埋めるカルロン。190センチの長身FWは柔らかい技術を持つ万能型。いかに早くチームと日本になじめるかが分かれ目だ。
(編集委員・潮智史)

朝日新聞の戦力診断である。
昨季のシステムに新外国人二人が入れ替わった形となっておる。
昨年のリーグ戦の戦い方を観て、外国人の加入を考慮するだけならば、このような予想に落ち着くのも頷けなくはない。
しかしながら、日本人の戦力補強、練習試合・紅白戦を観ておれば、こうはならぬはず。
一般紙ということで、情報収集に力を注ぐわけでもなく、詳しい情報提供も求められておらぬという判断であろうか。
購読数はスポーツ紙の比ではないので、このような報道があることを残念に思う。
メディアとしての自覚を今後持って欲しいと願うのである。

ヒゲくん、ゼロックス・スーパー杯を欠場へ

2011年02月23日 | Weblog
鹿島本田ゼロックススーパー杯は出場微妙
 清水から移籍した、鹿島の日本代表MF本田拓也(25)が22日、風邪により室内練習で終えた。アジア杯から帰国後、宮崎キャンプ期間中の14日にチーム合流。19日のプレシーズンマッチ、水戸戦は途中出場で34分間プレーした。その後、体調を崩し、前日21日の練習も休んでいた。強化幹部は「あまり無理はさせたくない」と話しており、26日のゼロックススーパー杯出場は微妙で、MF小笠原、MF青木のダブルボランチが濃厚となった。
 [2011年2月23日7時37分 紙面から]

体調戻らず…本田22日ゼロックス杯欠場へ
 鹿島の日本代表MF本田が26日のゼロックススーパー杯を欠場する可能性が高まった。体調不良で21日に続き、22日の全体練習を回避。最終的には23日以降の状態を見て判断されるが、クラブ幹部は「まだ試合感覚も戻っていないし、無理させる必要はない」との見解を示した。

 今オフに清水から移籍した本田はアジア杯後のオフを経て14日にチームに合流したばかり。アジア杯では2試合に終盤から途中出場しただけで、19日のJ2水戸とのプレシーズンマッチも後半11分からの途中出場に終わっていた。

[ 2011年2月23日 06:00 ]

ヒゲくんこと本田拓也がゼロックス・スーパー杯を欠場とのこと。
これは少々残念である。
新戦力の目玉である日本代表MFが出場せぬとなれば、今季の戦術のお披露目にはならぬであろう。
しかしながら、満男と組むのは天皇杯決勝戦で冠を頂いた青木であり、心配には及ばぬ。
先日の水戸戦もこの二人で組んでおり、連携もバッチリと言えよう。
名古屋を粉砕するためこの二人が中盤の底からゲームを組み立ててくれるであろう。
楽しみである。

興梠、背番号の得点を

2011年02月22日 | Weblog
【鹿島】興梠が自己最多12ゴール超え誓う
 鹿島FW興梠慎三(24)が22日、鹿嶋市内のグラウンドで練習後、シーズン自己最多の12ゴール超えを誓った。興梠の自己最多は3連覇を達成した09年の12得点。昨季は負傷もあり8得点にとどまっていた。この日の戦術練習では新加入のブラジル人FWカルロンと2トップを組んだ。「(コンビネーションは)もう少し時間がかかる。もっとコミュニケーションを取って連携を深めたい。(得点は)自己最多は取りたい」と話した。
 [2011年2月22日20時20分]

カルロンとの連携にはもう少し時間が掛かると申す興梠慎三である。
これは不安である。
カルロンは、身長こそ190センチの巨体であるものの、個でなぎ倒して得点するタイプではない。
連携を深め、カルロンの呼吸に合わせてパスを出す必要があるのだ。
熟成を重ねれば、ゴールを量産すること間違い無しである。
しかしながら、水戸戦を観る限り、カルロンの動きを察知しておる選手が少なく、カルロンも困惑しておった。
一日も早く連携を深めて欲しい。
カルロンが得点を決められるようになれば、興梠にもチャンスが訪れる。
背番号の数は優位に超えられよう。
二人のコンビネーションを楽しみにしたい。

Jリーグ特命PR部女子マネジャー・足立梨花

2011年02月22日 | Weblog
足立梨花「手で触れちゃうんですよ~」

ゼロックススーパー杯をPRする足立梨花(撮影・小沢裕)

 Jリーグ王者の名古屋と天皇杯を制した鹿島が戦うゼロックススーパー杯(26日・日産ス)へ向け、Jリーグ特命PR部女子マネジャーのタレント足立梨花(18)が22日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。当日は1月に日本代表が獲得したアジア杯を展示予定。「実際、手で触れちゃうんですよ~」と来場を呼び掛けた。両チームの監督の印象を「オリベイラ監督はアダチサ~ンと名前を呼んでくれました。2人ともとても優しかったです」と話した。指定席はすでに完売。自由席も残りわずかだが、当日券の販売も行う予定だ。
 [2011年2月22日20時7分]

足立マネ「来てくださ~い♪」ゼロックス杯PR

ゼロックス・スーパー杯をPRする足立梨花
Photo By スポニチ


 Jリーグ特命PR部女子マネジャーのタレント・足立梨花(18)が22日、東京・越中島のスポニチ本社を訪れ、26日に行われる富士ゼロックススーパー杯(日産ス)の集客を呼び掛けた。

 昨季J1を初制覇した名古屋と天皇杯王者の鹿島が激突。来月5日のJ1、J2開幕より一足早くサッカーシーズン到来を告げる一戦に「鹿島と名古屋のサポーター以外の人たちにもJリーグの楽しさを知ってほしい。皆さん、来てくださ~い♪」と可愛らしく呼び掛けた。

[ 2011年2月23日 06:00 ]







足立梨花をアダチサ~ンと呼ぶオリヴェイラ監督である。
そして、Jリーグ特命PR部女子マネジャーも二季目となり彼女も慣れた様子である。
芸能人のアイドルがJリーグを盛り上げると思えず、底の浅い考えで起用されておるとは言え、足立女史は頑張っている方であろう。
今年一年も心を折らず、安定して応援し続けて欲しい。
期待しておる。

仙台・柳沢、1G1A

2011年02月22日 | Weblog
【仙台】柳沢1G1A「連係を意識した」

ゴールを決めた仙台FW柳沢(右)とアシストした原田(撮影・三須一紀)

 仙台の新加入FW柳沢敦(33)が22日、宮崎キャンプで行われたJ2札幌との練習試合で1ゴール1アシストの活躍を見せた。1本目の29分。ピッチ中央から相手DFの裏へ絶妙な浮き球パスを出し、新人DF原田のゴールをアシスト。2本目の2分には、左サイドからの原田のクロスに右足で合わせチーム2点目を奪った。大活躍にも「連係を意識してうまくできた。でも、もっとコンディションと質を上げていかないと。ここでのプレーと本番では全く違うから」と引き締めていた。
 [2011年2月22日19時12分]

練習試合で1G1Aの活躍を魅せた仙台の柳沢敦である。
流石は日本を代表するFWである。
とはいえ、本人はもっともっとコンディションを上げたいと謙虚である。
クオリティを維持し続ける選手はこういったところが凡百の選手と異なるところと言えよう。
今季の仙台は手強い。
改めて認識した。
対戦時には心して挑みたい。

実戦練習で連携に磨きをかけよ

2011年02月22日 | Weblog
2011年02月22日(火)

ゲーム形式のトレーニングを日が暮れるまで行いました。

キャンプを終え、公式戦が近付いてきた事を受け、試合形式の練習を行っておる。
この練習で連携を磨き、勝利へ近付いて欲しい。
新規加入選手が多く、新システムの4-2-3-1も採用する今季は、連携を深めることが肝となろう。
先日の水戸戦でもカルロンとの呼吸が合わず、チャンスをフイにする場面が散見された。
練習試合ならともかく、公式戦、特にアジアの戦いでは得点機会をそう易々と作ることはままならぬ。
練習に練習を重ね、強い鹿島に昇華して欲しい。
期待しておる。

J'sGOAL 鹿島アントラーズ戦力分析

2011年02月22日 | Weblog
【開幕直前!38クラブ別戦力分析レポート:鹿島】磐石の補強でJ1屈指の陣容に。狙うはJとアジアのダブルクラウン(11.02.22)
【今季のみどころ】----------
今季の見所は、間違いなく充実した戦力にある。昨季までの安定した戦いを継承しつつ、さらに補強で選手を加え、選手層はJ1屈指と呼べる陣容となった。名古屋に奪われた王者の座だけでなく、アジア制覇とのダブルクラウンを本気で狙いに行く。

選手層の厚さは各ポジションに3~4人の選手を揃えたことで見て取れる。まずセンターバックには日本代表の岩政大樹と伊野波雅彦がおり、そこに去年の天皇杯からこのポジションで圧巻のパフォーマンスを見せた中田浩二も、ボランチではなくセンターバックとして起用され続けており、誰が出ても遜色ない状態だ。またボランチもポジション争いが激しい。小笠原満男と青木剛に加え、日本代表の本田拓也が加入。増田誓志も戻ってきた。2列目は野沢拓也とフェリペ・ガブリエルを軸として、昨季はほとんどプレーできなかった本山雅志も元気な姿を見せている。FWにはカルロンが新加入。興梠慎三、大迫勇也、田代有三という4人は、それぞれタイプが違うため攻撃のオプションもバリエーション豊富となった。

こうしたメンバーをどうやって起用していくのか、オリヴェイラ監督も頭を悩ませていることだろう。これまで主力メンバーを固定する傾向が強かった監督だが、宮崎合宿では徹底してポジションを競わせていた。紅白戦や毎年行われるホンダロックとの練習試合でも、それぞれ違う組み合わせを試すなど、これまでとは違う姿勢がうかがわれている。

レベルの高い選手が揃えば揃うほど、試合に出られない選手には不満が溜まってしまう。鹿島の特長は、チームが一体となり、それぞれの選手が限界に近い能力を発揮するところにあった。それだけに、モチベーターとしての能力の高いオリヴェイラ監督が、豊富な手駒を前にしてどのような采配を振るうのか興味は尽きない。また、クラブは今季から世代交代を進めていくと宣言している。どのチームも成し遂げていないJリーグとアジアチャンピオンズリーグの同時制覇を目指しながら、新世代の選手への継承も進めるという難しいミッションに取り組む。

【注目の新戦力】----------
●FW 18 カルロン
半季とはいえ、ポルトガルリーグ得点ランキング2位という実績をひっさげての鹿島入りだ。190cmという長身はポストプレーに優れ、宮崎合宿での練習試合でも3アシストを決めるなど持ち味を徐々に見せつつある。互いに持ち味を理解し始めたのか、小笠原の楔のパスからポストプレーで確実にボールをつなぐなど、前線にタメを作れるようになってきた。裏への飛び出しを得意とする興梠や野沢との距離感があってくれば、アシストを量産する可能性は高い。「FWの仕事は点を取ることだけじゃない」と話し、守備などにも手を抜かないまじめな性格も魅力だ。

●MF 20 柴崎岳
高校時代からサッカーシーンを賑わせてきた俊英。広い視野から繰り出される精度の高いパスでゲームを組み立てる能力は、すでに高校レベルを超えていた。その能力の高さは鹿島に入ってもきらめく。試合全体を組み立てることはまだできないが、センスを感じるパスを随所にちりばめ、自ら課題としてあげている運動量についても積極的にゴール前に飛び出していくなど、殻を破ろうという姿勢が見られていた。チーム編成の関係から紅白戦や練習試合には左サイドバックとして出場し「人生初の経験だったので難しかったです」と戸惑いも見せたが、激しいプレスや鋭い飛び出しなど積極的に取り組む。すべては「1年目から試合に出たい」という目標のためにある。


今季は層の厚さばかりが報じられ、過密日程の戦いに安心感をもたらせる。
そして、選手起用のローテーションの採用も報じられておる。
こうなると、日程や疲労などを吹き飛ばす勢いになるのではないかと思わせる。
しかしながら、新戦力の加入、選手の入れ替えなどで、連携不足に陥る可能性を否定出来ぬ。
世界に目を向けても、ローテーションを採用しておったラツィオやリヴァプールは凋落しておる。
逆に現時点で世界一の監督であるモウリーニョは選手を固定しており、バルセロナのグラディオラも骨格は弄らない。
ここで、欧州に倣っても仕方のないところであるが、一抹の不安があることは事実でと言えよう。
とはいえ、今季の鹿島がJリーグ屈指の戦力を保持したことは紛れもない事実である。
選手のクオリティで勝利へ邁進したいと思う。
起用される選手が順応すれば問題なく機能するのである。
楽しみなシーズンの開幕が近付いてきておる。

J'sGOAL 山形戦力分析

2011年02月22日 | Weblog
【開幕直前!38クラブ別戦力分析レポート:山形】補強の成果を手に目標設定は7位。ひたむきに、まじめに、一歩ずつ「いいチーム」へ(11.02.22)
【今季のみどころ】----------
昨シーズンはJ1最少の29得点。そこから10得点を挙げた田代有三と攻撃の起点となっていた増田誓志が鹿島への復帰で抜けたことで、その穴を戦力補強でどう埋めるかがポイントと見られていた。新加入は6人。そのうち、ブラジル人を除いた日本人4人はJ1では十分な実績をあげたことがなく、現実には厳しい見方が多いことは否めない。

ただしこの状況でも、昨シーズン13位の山形が7位に目標を設定しているのは、やはり補強の成果があったからこそだ。確かに、J1での実績やネームバリューはないが、いずれもチーム戦術に合致すると獲得を望んでいた選手。その選手たちの加入で厚みのある選手層が実現した。その状況が生み出すのは、激しいポジション争いであり、オプションの増加だ。しかも大きな戦力ダウンを極力心配せずに、1シーズンとおして戦えるのも大きい。

得点こそ少なかったものの、昨シーズンまでにある程度ボールを回せるようになってきたとの実感がある。それをさらに一歩進め得点に結びつけるために、小林伸二監督はいくつかのキーワードを示している。ひとつはくさびの精度。中央で起点を作り、中央突破という形を増やしたい。ひいてはそれがサイド攻撃を生かすことにもつながる。もうひとつは攻撃時のポジショニング。攻めきれずともセカンドボールを獲得することで厚みのある攻撃につなげたいとの狙いだ。

また、守備においても、昨シーズンの42失点をすべてチェックした小林監督は明確な指針を示している。それは、「相手のシュート時に、さらにもう一歩寄せる」ということだ。くさびの潰しやシュートブロックに関しては概ねできているが、失点時にはそれが甘くなっていた。そこをもう一歩寄せることができれば、さらに失点を防ぐことができると踏んでいる。

「いい選手がいていいチームになるのではなく、まずはいいチームになること。いいチームになると、個人を見るといい選手がいるんだというところから、このなかから代表の選手が出ていければいいなと、私は夢を見ています」
1月の新加入選手会見で小林監督が語った言葉だ。今年の山形にも、「いいチーム」に一歩でも近づこうという姿勢が強く感じられる。そのひたむきさやサッカーに対するまじめさがプレーにもにじみ出て、観る者の心を打つ。そのスタイルは今年も変わらない。

【注目の新戦力】----------
●MF 8 船山祐二
担うポジションは、昨年まで増田がプレーしたシャドーポジション。センターフォワードへのサポートやラストパスといった得点に絡む仕事のほか、状況に応じてディフェンスラインの前のスペースを埋める守備の役割も求められる。その点、船山は臨機応変のバランス感覚を兼ね備え、問題はない。山形にはパスの起点として最終ラインに石川竜也がいて、J1昇格後はボランチ・アンカーの佐藤健太郎が成長してきた。さらにひとつ高い位置に起点ができることで、攻撃の厚みにさらなる迫力を加えることができるだろう。

●MF 21 川島大地
船山祐二とともに鹿島から加入。「左利きの、左サイドの突破というところがうちに足りないところ。それを彼は十分補ってくれる」と小林監督も待望のピース獲得に期待を膨らませる。左ウィングには昨シーズン全試合出場を果たした宮沢克行がいる。そこへプロ入り2シーズンで公式戦出場がない川島が挑むことになるが、スピード、ボールタッチのやわらかさ、クロスの精度など、チーム内では早くも存在感を示している。攻撃力だけでなく、献身的な守備も求められるポジションだけに、戦術理解というハードルは越えなければならないが、上下動の多さをものともしないタフさも魅力のひとつだ。


期待の新戦力に船山と川島が挙げられる山形である。
船山は誓志の穴を十二分に埋めるであろう。
完全移籍で加入した分、誓志以上にモチベーションが高いのでは無かろうか。
強い気持ちで山形を引っ張る存在となるであろう。
そして、左利きの突破力という川島の特徴が活かされそうな、山形の監督のコメントである。
既に練習から存在感を示しているとのことで、川島はチームに馴染んでおる様子。
次は戦術理解度であろう。
監督の信頼を得、是非ともレギュラーポジションを掴んで欲しい。
そして、山形のJ1残留に尽力するのだ。
楽しみにしておる。

仙台、黄金の2TOP

2011年02月22日 | Weblog
210発マルキと柳沢 鹿島2トップ再び

マルキーニョスと4年ぶりに2トップを組むことになった仙台FW柳沢

 ついにJ1通算210発コンビが4年ぶりに復活する。仙台のFWマルキーニョス(34)と柳沢敦(33)が21日、宮崎県総合運動公園陸上競技場で22日のJ2札幌戦に向け調整。ボランチ指示を受けながらの前線のプレスなど、仙台仕様の基本を確認した。札幌戦の1試合目に先発する。

 2人は07年に鹿島でプレー。ともにピッチに立った試合は、リーグ14試合で7勝3分け4敗。マルキーニョスが6得点、柳沢が4得点だった。カップ戦では9戦でマルキーニョス4得点、柳沢4得点。2人で年間18得点をたたき出し、リーグ、天皇杯の2冠を達成した名コンビだ。

 マルキーニョスは「2人が組んでコンビネーションとチームワークが良くなればいい」。柳沢も「お互いよく分かっている。良いところを試合で出せれば」と久々の2トップを心待ちにしていた。

 2人ともベテランの域に達した。手倉森監督は「2人のコンディションを見たい。90分は出さずに60~70分の出場にする」。短い時間だが、観客も首脳陣もコンビに期待は高まる。【三須一紀】
 [2011年2月22日10時43分 紙面から]


仙台、マルキ&柳沢の黄金2トップ披露だ!
2011.2.22 10:09


J2札幌との練習試合で初のツートップを結成する仙台FWマルキーニョス(右)とFW柳沢(撮影・山口泰弘)

 第3次宮崎キャンプ(21日、宮崎県総合運動公園陸上競技場)J1ベガルタ仙台のFWマルキーニョス(34)とFW柳沢敦(33)が、22日のJ2札幌戦にそろってスタメン出場し、ベガルタの練習試合で初めてツートップを結成する。両雄はJ1鹿島に在籍していた2007(平成19)年以来、4年ぶりとなる実戦でのコンビ復活。21日は約1時間半の全体練習で、守備面を中心とした戦術プレーの確認を行った。

 守備練習で相手からボールを奪ったマルキーニョスが、相棒の柳沢へパスを送った。大幅な戦力補強の象徴が、両雄のスタメンツートップだ。

 「2人で組んで、コンビネーションとチームワークがよくなるといい。チームとしてよいゲームができると思う」

 マルキーニョスが黄金コンビ復活に、楽しげな表情を浮かべた。2人は2007(平成19)年に鹿島でプレーした仲で、マルキーニョスが31戦出場14得点。柳沢が19戦出場5得点で5度目のリーグ優勝に貢献した。

 きょう22日午後1時から、キャンプ地の宮崎県総合運動公園陸上競技場でJ2札幌戦。杜の都で4年ぶりに遭遇した両ベテランは、練習試合でツートップを初結成する。延岡2次キャンプの9日に、シュート練習でベガルタでの初コンビ実現。徐々に以前の呼吸を合わせ続けてきた。

 柳沢は「よく分かっている。プレースタイルはやっていく中で、考えて判断していく。いいところをゲームの中で出せるようにしたい」と鹿島時代に培った2人の感覚を取り戻し、開幕戦3月5日アウェー広島戦に向けて調子を上げていく。

 そろって前日(20日)の午後練習を休み、札幌戦に備えた。前後半90分フル出場せず、60~70分ピッチに立つ予定だ。

 手倉森誠監督(43)は「彼らのプレーを見てみたい。マルキーニョスはJリーグの戦い方を知っている。試合の中でマックスに教えられれば」と一流の動きを見届ける。Jリーグ10年目のマルキーニョスには、Jリーグ1年目の新加入ブラジル人MFマックス(26)への“指導”を期待した。

 スタメン11人中、5人が新戦力。キャンプ中のチーム内競争で新旧の融合を図っているベガルタが、マルキ&柳沢のツートップでひとつの成果を出す。
(山口泰弘)


J1ベガルタ仙台のFWマルキーニョス(右)とFW柳沢敦(左)は、2月22日に行われるJ2札幌戦に練習試合で初のツートップ結成。2人合わせてJ1通算210ゴールの実力を発揮する=21日、宮崎県(撮影・山口泰弘)





柳沢&マルキ4年ぶり2トップ…仙台

シュート練習を行うマルキーニョス(左)

 J1通算210発コンビが、初陣を飾る。手倉森監督は、22日に行われるコンサドーレ札幌との練習試合の2トップに、元日本代表FW柳沢敦(33)、マルキーニョスを起用すると明言。鹿島時代の07年以来4年ぶりに、2人がタッグを組むことになった。

 通算101得点の柳沢は、「積み重ねていくところは変わらないし、お互いのことはよく分かっている。その中でいいところを出せるかどうか」と、早くも気合十分。一緒にプレーしたのは1年間だけとはいえ、特徴は理解し合っているだけに、コンビネーション面でも不安はなさそうだ。

 一方、「チームにとっていい試合ができれば」と、通算109得点のマルキーニョスは結果にこだわる姿勢を見せた。円熟味を増した両者が、どんなプレーを見せるのか。4年ぶりに結成されるコンビに注目が集まる。

(2011年2月22日11時35分 スポーツ報知)

いよいよ、仙台の協力2TOPが実戦デビューとのこと。
これは驚異である。
今季の仙台は恐るべき相手と言えよう。
マルキーニョスと柳沢はJリーグ屈指のFWである。
この二人が組むとなれば、天下も揺るがす一大事では無かろうか。
円熟味を増したベテランの力を見せつけられることとなろう。
しかしながら、鹿島も黙ってはおれぬ。
強い守備で完封を目指したい。
今季はユアテックスタジアムで開催されるアウェイの試合に、是が非でも向かいたいと思う。
チケットはプラチナか必至と言えよう。
強い気持ちで北へ向かおうと思う。

王座奪回へ向けて

2011年02月22日 | Weblog
鹿島リーグV3会場で験担ぎパーティー
 鹿島は21日、茨城・鹿島神宮で必勝祈願を行った後、選手、スタッフは都内に移動し、キックオフパーティーに参加した。今年は同パーティーの会場を、リーグ3連覇を成し遂げたシーズン前に開催した都内ホテルに変更。験を担いでシーズンに挑む。オズワルド・オリベイラ監督(60)は「精神的にきついときにサポーターの声援が我々の力になる。一緒に戦いましょう」とファンに呼び掛けた。
 [2011年2月22日7時42分 紙面から]

J1鹿島20周年、王座奪回 必勝祈願と激励会

【写真説明】
キックオフパーティーの鏡開きで今季の必勝を誓うオリベイラ監督=都内のホテル


Jリーグ1部(J1)の鹿島アントラーズの監督、選手、スタッフらが21日、鹿嶋市宮中の鹿島神宮で2011年シーズンの必勝祈願を行い、Jリーグ王座奪回や悲願のアジアチャンピオンズリーグ制覇に向けてサポーターとともに決意を新たにした。同日夜には都内のホテルでキックオフパーティーも開かれた。

鹿島神宮では選手らがスーツ姿で本殿前に整列。厳かな雰囲気の中、井畑滋社長、オズワルド・オリベイラ監督、選手会長の岩政大樹選手が代表して玉串拝礼を行った。

井畑社長は「今年20周年を迎えるクラブが掲げた合言葉は『football dream next』。みんなで同じ夢を見て優勝の歓喜を味わいましょう」とあいさつ。就任5年目となるオリベイラ監督は「みなさんと一緒に必勝祈願できるのは光栄。サポーターの後押しが私たちのプラスアルファの力になる。ともに戦いましょう」と話していた。

一方キックオフパーティーでは選手らがサインや記念撮影で株主やスポンサー、ホームタウン関係者ら約700人と交流。オリベイラ監督は鏡開きにも参加した。


キックオフパーティを都内で催すようになりチームの成績は向上した。
験を担ぎ今季も都内ホテルにて決意を表明しておる。
クラブ全体で同じ方向を向き、タイトル制覇へ全力で立ち向かいたい。
我等もスタジアムへ足を運び、勝利を共に喜びたい。
気合いを入れたい。