鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

長春戦報道

2010年04月15日 | Weblog
興梠V弾、代表へ4戦連発/アジアCL

決勝ゴールを決めてマルキーニョス(左)と抱き合う興梠(共同)
<アジアCL:鹿島1-0長春亜泰>◇14日◇1次リーグ◇F組◇中国・長春

鹿島の日本代表FW興梠慎三(23)は、アウェーでの長春(中国)戦で、プロ初の4戦連発となる決勝弾を決めた。

 ゴールへの嗅覚(きゅうかく)、天性のスピード、冷静な判断力、すべてが融合された一撃だった。前半37分、興梠が輝いた。50メートル5秒後半の速さで相手DFカバジェロにプレスをかけ、ボールをカットするとGKとの1対1で冷静に決勝点を流し込んだ。「ウチもいいパス回しをしていたので決めたかった」。プロ入り後初の公式戦4戦連発に会心の笑みを浮かべた。

 瞬時の好判断がゴールを生んだ。試合前にカバジェロがボール処理にもたつくという情報があり「(カバジェロを)チームとして狙っていた。(ゴールの時は)カバジェロが、ばたついていたので思い切りいった」。事実、カバジェロにパスが入った瞬間に激しくプレス。ホンジュラス代表DFの動揺とミスを誘った。

 格上との対戦が続くW杯では、相手のミスにつけ込むことが必要不可欠。特に6月14日の1次リーグ初戦の相手カメルーンはDFの連係に不安を抱え、1月のアフリカ選手権でミス絡みの失点を連発。興梠のスピード抜群のプレス、ミスを見逃さない得点感覚は大きな武器になるはずだ。

 昨年5月のACLアウェー上海申花戦で激しい当たりを受け、右胸を打撲。直後のリーグ戦を欠場し、不完全の状態で臨んだ代表戦も悪影響が出た。だが、この日はそんな苦い記憶をはねのけ、鋭い突破で攻撃をけん引。精神面の強さも発揮した。「勝ててよかった」。チームの勝利、そしてW杯代表入りへ、背番号13がさらに加速する。
【菅家大輔】
 [2010年4月15日8時21分 紙面から]



前半、決勝ゴールを決めてマルキーニョス(左)と喜ぶ鹿島・興梠(共同)

鹿島・興梠、4戦連発で5連勝!/ACL
2010.4.15 05:02

ACL5連勝に導いた興梠は、マルキーニョス(左)と抱き合って喜んだ(共同)
 アジアチャンピオンズリーグ1次L第5節(長春亜泰0-1鹿島、14日、長春)F組ですでに決勝トーナメント進出を決めている鹿島(J1)は、日本代表FW興梠慎三(23)が4戦連続で決めたゴールを守り、敵地で長春(中国)を1-0で破った。

 興梠がまた決めた。前半37分。最終ラインでトラップをそらした相手DFカバジェロのミスを逃さず、ボールを奪取。フリーでGKと向かい合うと、右足で冷静にゴールへ流し込んだ。

 「(背番号)4番(のカバジェロ)が切り返すことが多いのは知っていた。狙っていた」としてやったりの笑顔。これで1次リーグ突破を決めた先月30日のACLペルシプラ戦(アウェー)から公式戦4戦連発。早くも今季通算5ゴール目と絶好調だ。

 この先制ゴールを守りきっての勝ち点3。終了直前に交代した興梠は、「後半は相手も出てきたけど、うちらしいパス回しができたと思う」と充実の表情だ。7日の日本代表・セルビア戦は念願の先発を果たしながら、シュートゼロで前半のみで交代。胸に刻んだ悔しさが、鹿島での爆発につながっている。

 02年の初挑戦から4度目のACLでクラブ初の5連勝を果たした。アウェーで苦杯をなめていた昨年までとは違い、「内弁慶」の汚名も返上。興梠のゴールが、常勝軍団を悲願のアジアの頂点に押し上げる。


W杯あきらめん!興梠4戦連発で5連勝

<鹿島・長春>前半、ゴール前で競り合うFW興梠(右)
Photo By スポニチ

 ACL1次リーグ第5戦が14日に各地で行われ、F組の鹿島はアウェーで長春亜泰(中国)と対戦。日本代表FW興梠慎三(23)が決勝ゴールを決めて1―0で勝った。興梠は公式戦4試合連発でW杯南アフリカ大会メンバー入りにアピール。チームもACL5連勝で1位通過を大きく引き寄せた。

 鹿島FW興梠がスピードを生かして一気に突き抜けた。前半37分、相手バックパスに反応。元ホンジュラス代表で昨季中国スーパーリーグMVPのDFカバジェロの1メートル84、93キロの巨体を吹き飛ばした。ボールを奪ってGKとの1対1に持ち込み右足でゴールへ流し込んだ。

 「4番の選手(カバジェロ)が(パスを出さずに)切り返すことが多いのは、試合前のスカウティングから分かっていた」と興梠。公式戦4試合連続ゴールで鹿島を5連勝に導いた。2月の東アジア選手権で日本代表を落選し、チームに専念しようと考えた時期もあったが「やっぱり代表に入りたい」気持ちは捨てきれなかった。北京五輪代表でFWの座を争った同い年のFW岡崎(清水)の活躍も刺激になった。

 「岡崎は結果を残して代表に定着したけど、オレも結果を残して一緒にやりたい」。W杯メンバー発表まで残された公式戦は5試合。ゴールを積み重ねて南アフリカ行きの切符をつかみ取る。

 ▼長春亜泰沈祥福監督
 いいパフォーマンスだった。第1戦から今まで全体的に惜しい結果になっている。
[ 2010年04月15日 ]

興梠、初の4戦連発!鹿島1位突破へ前進…ACL
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ 1次リーグ第5戦 ▽F組 長春亜泰0─1鹿島(14日・長春経開体育場) F組の鹿島は敵地で長春亜泰(中国)と対戦し、日本代表FW興梠慎三(23)の決勝点で5連勝を飾り、首位通過へ大きく前進した。

 FW興梠が自身初となる公式戦4試合連続得点でアウェー勝利に導いた。前半37分、相手のバックパスにプレッシャーをかけ、トラップミスを誘発。最後は93キロの巨漢DFカバジェロを振り切り、GKとの1対1を右足で右隅に流し込んだ。「4番(カバジェロ)をチームとして狙っていた。思い切っていった」としてやったりだ。

 これまで09年5~6月に記録した公式戦3試合連続ゴールが最長だったが、ACLペルシプラ戦(3月30日)、リーグ仙台戦(4日)、F東京戦(10日)に続く4戦連発で記録を更新。GKと1対1とはいえ「シュートレンジを広くしたい」とミドルシュート練習に取り組んだ成果も出て、自身の最長ゴールを更新する16メートル弾となった。

 試合開始時は1・4度の低温。前日は雪の影響で、試合会場で練習できなかったこともあり、でこぼこのピッチに慣れるまでパス回しに苦戦したが、開幕から5連勝で首位をキープ。初めてアウェー3戦全勝も達成し、グループリーグ1位通過へ、大きな1勝となった。

(2010年4月15日06時01分 スポーツ報知)


鹿島―長春 前半、ヘディングで競り合う鹿島・興梠(共同)

各紙興梠一色である。
確かに唯一の得点であり決勝点ともなれば注目されるのは当然であろう。
しかしながら、どの紙面も代表と絡めた記事ばかりで面白味に欠ける。
こういう試合こそ特徴を出すチャンスであるとメディアは自覚すべきである。
残念であった。
九郎義経は大江広元宛てに腰越の款状をしたためた。

長春戦コメント

2010年04月15日 | Weblog
AFCチャンピオンズリーグ2010 グループF 第5戦
vs長春亜泰

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
長春は非常に優秀な選手が多く在籍しており、組織がしっかりしているチームで自分たちのサッカーを貫いた。自分たちは求めていた結果を出すことが出来たので、非常に満足している。グループステージで1位をキープ出来たので良かったと思う。

2010年 4月14日(水)

本日行われたACL第5戦長春亜泰戦は、興梠選手のゴールが決まり、1-0で勝利しました。

【AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.04.14)
4月14日(水) AFCチャンピオンズリーグ2010
長春 0 - 1 鹿島 (15:30/長春/6,000人)
得点者:37' 興梠 慎三(鹿島)

●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):

「求めていた結果を残すことができて満足しています。1位に居続けることができてよかったと思います」

Q:今日の試合と次の試合の違いはどこにありますか?
「今日の試合は1位に居続けるための試合でした。次の試合は1位か2位か、ベスト16をホームで戦うかアウェイで戦うかを争う試合になります。ですので、今日の試合とは試合前から大きな違いがあります」

Q:長春の評価をお願いします。
「非常に優秀なチームだと思いました。良い選手や高い能力を持っている選手が揃っていると思います。ACLで戦った中でも自分たちのやり方を貫いてくるチームだったと思います。サッカーで勝負をしてくるチームでした」


以上

【AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(10.04.14)
●興梠慎三選手(鹿島):
「4番(カバジェロ)が切り返したりしてたので、そこは狙っていました。かなりボールを持ちたがるのはスカウティングでもわかっていたので、狙っていたと言えば狙っていた部分でした。後半になって相手が出てきたけれど、うちもいいパス回しができていたし、あとは決めるだけだった」

Q:鼻の頭に傷がありますけど?
「今日、朝起きたら付いてた。たぶん寝ながらやっちゃったんだと思う(笑)」

●岩政大樹選手(鹿島):
「いろんな環境はありますけど、そこまでピッチは悪くなかったです。まあ、人工芝みたいでしたけど。そうした中でも、もうちょっとチーム全体で厳しい試合ができたらよかったんですけど。結果は勝点3取れましたけど、この相手に1-0では満足できない気もします。相手からはあまり勝ちに対する執着心を感じなかった。もうちょっと畳み掛けたり、得点も相手のミスだけでしたし、球際も相手の気持ちが入っていないにも関わらず勝ててなかったのが残念というか。こういう試合だからこそ、もっと厳しい試合をしたかった。ここまで来てくれたサポーターの方もいましたし、もうちょっと良い試合をしたかったです」

Q:危ないシュートもありましたしね。
「うーん、僕のシュートもありましたけど、2点目、3点目が取れていればよかった。その前の時点でチーム全体があまりよくなかったので、ありがちな展開だなと思いました。ただ、結果的に0だった。どんな相手でも最近失点がある試合でしたし、0に抑えられて間が空いたのはよかったと思います。特に立ち上がりに失点することが今回はなかったので、ディフェンスとしてはよかったと思ってます」

●中田浩二選手(鹿島):
「求めてるものは内容よりも結果だし、こういう状況の中で勝点3取れたことは満足してますけどね。昨日もここで練習できなかったし、確認できなかったのでね。風も強かったし、ぶっつけ本番だったので難しかったね。風が舞っているから読みづらいというか、伸びてくるのか落ちるのかわからない。あと、グランドも硬いんだけど芝がはげているのを隠すために砂をまいているからボールが跳ねない。だから全然足につかないし難しい。強めに蹴っても風でゆるくなったし、グランドを確認できなかったのがすべて。慣れるのに時間がかかった。ただ、最低限の結果は出たし、よかったよね」

Q:曽ヶ端準選手も苦労しているようでした
「ポストに当たったシュートもバウンドが読みづらかっただろうし、いつも以上に難しかったと思う」

Q:試合前はどういう狙いを持って取り組んでいたんですか?
「4番が持った時に狙うことと、あとは9番が出てくると思っていたから、そこに放り込んで来るこぼれ球を拾うこと。あとは8番と7番が良い形で絡んでいる場面があったから、その辺をケアしようと思っていたら出てこなかった。そういう面で全部が全部、後手後手というか読み切れなかった。相手はもうグループリーグ敗退が決まっているから無理しないという部分もあったと思う。怪我人もなくカードもなく次の試合を迎えられるのは良いことだし、次の全北戦は良い形で迎えられるんじゃないか。これで向こうにはプレッシャーがかかるだろうし、2点差以上で勝たないといけなくなる。うちがこの試合を引き分けたりしたら最終戦が難しかった。最低限だけど最高の結果じゃない? 内容はこういうところじゃ求められない。ACLはグループリーグもそうだけど、内容よりも結果を常に求めていかなくちゃいけない。そういう意味では5連勝という形は一番良い。良い内容で負けても引き分けても意味ないし、そういう試合を全北戦でもできればいいと思う。それがラウンド16にもつながる」


[ AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島 ]

昨日とはうって変わって晴天に恵まれた長春。
真っ青な空が顔をのぞかせていました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島 ]

試合前のアップを行う選手たち。
降雪のため昨日予定されていた公式練習ができず、このグランドでプレーするのはこのときが初めてでした。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島 ]

相手ゴール裏には日本と同じようにダン幕が張られていました。
ただ、試合に表れたサポーターの数は50人にも満たない数。鹿島のサポーターの方が多かったかもしれません。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島 ]

スタジアムの外では露店が出ており、肉の串焼きが売られていました。
この上に真っ赤な粉末の唐辛子を振りかけていたので、味はかなりの激辛と思われます。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島 ]

取材に来たメディアが少なかったこともあり試合前に顔を出すと、選手・スタッフの皆さんが温かく迎えてくれました。
内田篤人選手と大東和美社長をパチリ。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島 ]

パス交換をする興梠慎三選手とマルキーニョス選手(鹿島)。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 長春 vs 鹿島 ]

アップをする鹿島の選手たち。内田篤人選手は寒い日だとこのスタイルが定番です。


饒舌なユダである。
ユダの君臨で完封勝利を飾ることが出来た。
次節全北戦でも活躍を望む。