鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ファンタジェスタ・岩政

2010年04月30日 | Weblog
過密日程なんの! 鹿島DF岩政結果出す
 鹿島が過密日程を乗り越え、リーグG大阪戦(5月1日、カシマ)で勝利をつかむ。30日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで軽いメニューを消化。28日のACL全北現代戦から中2日で迎える一戦で疲労回復も完全ではない状況だけに、DF岩政大樹は「(快勝した24日の)横浜戦のような試合はできないでしょうから、90分間の中で結果が出せるように試合をコントロールしていきたい」と話していた。
 [2010年4月30日20時41分]

試合をコントロールしたいと語る岩政である。
岩政は先日のACL全北戦に於いて左足アシストをし、一皮向けたと言って良かろう。
ファンタジェスタの仲間入りである。
華麗なるプレイで我等を魅了してくれることであろう。
とはいえ、CBは質実剛健が基本である。
あくまで無骨に、そして堅実に完封を目指して欲しいものである。
ガンバ戦での大ちゃんに注目であろう。
正治元年、頼朝は昏迷から覚めぬままに息を引き取った。
行年五十三歳。
政子は直ちに落飾した。

ガンバ戦プレビュー

2010年04月30日 | Weblog
【J1:第9節 鹿島 vs G大阪】プレビュー:今節屈指の好カード。ともに負けられない鹿島とG大阪が激突する!(10.04.30)
全北現代との激戦に勝利をおさめ、AFCチャンピオンズリーグ予選リーグを6戦全勝で1位通過を決めた鹿島だが、チームには大きな爪痕が残された。試合途中で交代を命じられた内田篤人が右膝の裏側を負傷し、代わりに右サイドバックに入った伊野波雅彦も足を痛めてしまったのである。中二日という過酷なスケジュールだけでなく、主力メンバーが相次いで怪我を負う事態に見舞われた。ここで迎える相手はG大阪。苦しい時期に、強豪チームと相対することとなった。

そのG大阪も決して万全の状態ではない。大黒柱の遠藤保仁がACLの中国遠征に参加を見送るようなコンディションだ。鹿島戦には出場してくるはずだが、本来のプレーからは遠いだろう。だが、近年、鹿島との対戦時に遠藤が輝いた試合は意外なほど少ない。それだけに、100%の状態ではないとはいえ、本人も期するところがあるはずだ。

これまで、ともに4-4-2の布陣で対戦することの多かった両チームだが、G大阪は3-5-2をとるはずだ。3バックとボランチの安定感により、加地亮と安田理大の両サイドとトップ下に入る二川孝広が高い位置を取れるようになった。ガンバらしいテンポの良いパス回しからの崩しが随所に見られるようになったのである。しかし、この布陣は悪夢を呼び覚ます。09年2月28日に行われたFUJI XEROX SUPER CUPで鹿島と対戦したとき、3バックを採用したG大阪は0-3と粉砕されている。その記憶をぬぐい去りたいところだ。ただ、前線にはルーカスが復活し、2トップを組む宇佐美貴史とのコンビネーションも冴えている。その宇佐見は公式戦4戦で3発と波に乗る。守備が安定すれば、自慢の攻撃力を生かすことができるだろう。

さて、迎え撃つ鹿島だが、内田の状態は試合当日の状況を見て判断することになりそうだ。もし出場できなかったときは、右サイドバックに新井場徹がまわり、左にはジウトンが入ることになるだろう。もしジウトンが先発となればJリーグでは移籍後初先発となる。マッチアップする相手は加地だけに、どちらが機先を制するかで試合展開は大きく変化するはずだ。

現在、鹿島は1位の清水に対し勝点3差の5位。「いまの順位はあまり関係ない」(新井場)という声も聞かれるが、付かず離れず前半戦を終えたいのが本音だろう。それはG大阪にも言える。9位に沈むG大阪は、首位との勝点差が8まで開いている。もし負ければ清水の結果如何では11まで開いてしまうだけに、これ以上の差は不必要だ。

どちらにとっても負けられない試合。そして、どちらもチームのカラーを鮮明に打ち出して戦うだけに、今節屈指の好カードとなることは間違いない。


以上
2010.04.30 Reported by 田中滋


ガンバは3バックで挑んでくるとのこと。
田中氏も書いているとおり、去年のゼロックス・スーパー杯の前半が3バックであった。
その試合に於いては、興梠の大活躍で3-0と下し、我等が栄冠を得ることとなった訳である。
また今度も、同様に試合が進むとは思っておらぬ。
しかしながら、我等は精神的に優位に試合を進めることが出来るであろう。
とはいえ、ここは謙虚な姿勢で挑みたい。
どれだけ優位な条件でも100%であることがないのがサッカーという球技である。
試合終了のホイッスルが鳴った時点で相手よりも多くの得点を取れればよい。
それだけを望んで、明日は勝負を挑もうぞ。
あくまで謙虚な姿勢を崩さずに。

二人のキーマン

2010年04月30日 | Weblog
2010年 4月30日(金)

明日のホームG大阪戦に向けてチームは室内でミーティングを行った後、鳥かごなどの軽めのメニューで最終調整を終えました。

コンビを組む満男とマルキーニョスである。
二人の笑顔が明日の勝利を予感させる。
満男からの素晴らしいパスを受けたマルキーニョスが力強いシュートを放ちゴールする。
そのようなシーンが頭に浮かぶ。
二人のキーマンが活躍すれば、勝利は現実のものとなろう。
中二日の厳しい日程ではあるが、気持ちの持ちようで乗り切って欲しい。
我等も聖地へ集う。
チームの勝利を信じて。
頼朝は相模へ行く途中に気を失い落馬し、それきり意識が戻らない。

主力ミーティング

2010年04月30日 | Weblog
鹿島が今季初「主力組限定」ミーティング
 鹿島は29日にオリベイラ監督(59)が今季初の「主力組限定」ミーティングを実施した。昨季も勝負どころで行ったが、この日は28日のACL全北現代戦の先発11人にDF伊野波を加えた12人を集めた。中2日で迎える5月1日のG大阪戦から同16日の名古屋戦までの公式戦4試合に向け、「ACL1次リーグを首位通過したが、気持ちをもう1度切り替えよう。休養もしっかり取ろう」と呼びかけていた。
 [2010年4月30日8時56分 紙面から]

主力を集めたミーティングである。
ACLのGSを首位で突破し、一呼吸置きたくなるところを、気持ちを引き締める形となった。
5月の過密日程を乗り切るには強い精神力が必要となる。
その為には随所随所で気持ちを切り替え、休むべき時には休み、遊ぶべき時には遊ぶ必要があるのである。
高い次元でメンタルをコントロールし、アジアと国内の両方をものにしていこうではないか。
鎌倉から京へ後鳥羽上皇の後宮に頼朝の娘・三幡姫を入れたいとの頼朝の意向が伝えられた。

篤人、出場微妙

2010年04月30日 | Weblog
ひざ裏痛の鹿島内田はG大阪戦出場に慎重
 鹿島の日本代表DF内田篤人(22)が5月1日のG大阪戦出場に慎重な姿勢を示した。28日のACL全北現代戦で右ひざ裏の痛みを訴えて途中交代。29日は、受ける予定だった精密検査は行わず、治療に専念した。経過を観察して快方に向かわない場合は30日に検査を受ける。「G大阪戦はいけると思う。ただ、ダッシュすると痛みがあるし、ギリギリまで治療して(出場は)状態を見てという感じ」と話した。
 [2010年4月30日8時58分 紙面から]

鹿島・内田、右ひざ裏の治療に専念
2010.4.30 05:00
 28日のACL・全北(韓国)戦で右ひざ裏に痛みを訴え、後半途中で退いた鹿島の日本代表DF内田は29日、終日治療に専念。検査は受けず、「痛みも2、3日しないとね」と、前夜と大きく変わらない様子だった。1日にはG大阪戦(ホーム)を控え、W杯本番も近づいているだけに気がかりだが、本人は「大丈夫」と強調。回復に努める。(鹿嶋市)

右ひざ痛の内田 G大阪戦出場は未定

チームメートの練習を見つめながら、雑誌の写真撮影に向かう内田
Photo By スポニチ

 28日のACL全北戦で右ひざを痛めた鹿島のDF内田が、G大阪戦の出場の可否を30日に判断することになった。

 29日は検査を受けずに治療に専念。「痛みは前に痛めてた右内転筋痛からきた。中2日しかないし、出場するかどうかまだ分からない」と話すにとどめた。また、この日はオリヴェイラ監督が全北戦の先発組だけを集めて1時間半のミーティングを行った。昨季も5連敗中など要所でしか行わなかった主力組のみのミーティングで前半戦のヤマ場となるG大阪戦に向けてイレブンの気持ちを高めるのが狙いだ。DF新井場は「もう一回集中していこうということ」と引き締まった表情で話した。

[ 2010年04月30日 ]

内田、5・1G大阪戦の出場微妙…鹿島
 日本代表DF内田=鹿島=の次節G大阪戦(1日・カシマ)出場が微妙となった。ACL全北戦(28日)で右ひざを負傷し、後半28分に交代。精密検査は30日に受ける予定だが、ひざのじん帯付近の負傷が疑われている状態で「試合の日のぎりぎりまで様子をみる。大丈夫だとは思うけど、こういうけがはあまりしたことがないから」と話すにとどめた。
(2010年4月30日06時01分 スポーツ報知)

痛みの引かぬ篤人である。
ニッカン、サンスポ、スポニチでは精密検査を受けなかったことを報じておるが、報知に於いては本日の精密検査を報じておる。
我等としても不安である。
篤人の翼が羽ばたいてこそ鹿島は飛び立つのである。
とはいえ、傷が癒えぬ翼で飛ぶわけには行かぬ。
ここはジウトンに希望を託す以外に無かろう。
昨季は新潟で躍動しておった左SBである。
ここで活躍せねば、いつ活躍するというのだ。
楽しみな助っ人に向けて、声援を送りたい
北条時政は還暦を祝った。

全北戦レビュー

2010年04月30日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】レポート:前半の2得点でアドバンテージを得た鹿島が試合をコントロール。6戦全勝でラウンド16進出を決める(10.04.28)
4月28日(水) AFCチャンピオンズリーグ2010
鹿島 2 - 1 全北 (18:59/カシマ/6,490人)
得点者:20' イ ジョンス(鹿島)、22' 野沢 拓也(鹿島)、77' チン ギョンソン(全北)

 試合後の鹿島の選手たちは一様に明るい表情だった。普段のプレースタイルからは想像できないアシストを決めた岩政大樹は、ミックスゾーンで待つ報道陣に対し「みんな、アシストの話を聞きたいでしょ」と上機嫌。得点を決めた野沢拓也も笑顔で語り、怪我が心配される内田篤人でさえ嬉しそうな表情を見せていた。予選リーグを6戦全勝で終えラウンド16をホームで戦う権利を得ただけでなく、全北現代という強豪に対し理想的な試合展開で勝利したことが、その理由だろう。全北現代は強かった。しかし、鹿島はそれ以上に強かった。

 前回の対戦と同様に[4-2-3-1]のフォーメーションを組んできた全北現代だが、1トップにおさまったのはイ・ドングッではなくルイ・エンリケ。もともと中盤の選手なだけにキープ力は抜群だが、ゴールから遠い位置まで引いてしまうため鹿島守備陣に与える圧力は少なかった。それに加えて両SBも積極的に攻め上がる。「もうちょっと普通に入ると思った」と内田が驚くほどの攻撃的な姿勢を見せてくる。しかし、いたずらに攻撃の人数が増えるばかりでゴールへの道筋が見えない。逆に鹿島の2トップに対し、残っているのがCBの二人という危険な状態を招き、開始早々から興梠慎三の動きを抑えられず、1分に興梠のクロスにマルキーニョス、4分に小笠原満男のパスから興梠のドリブルと鹿島が立て続けに相手ゴールを脅かした。

 先に流れを掴んだのが鹿島なら、得点を奪ったのも鹿島だった。20分、左CKにイ・ジョンスが頭で合わせて先制点を奪う。「いいボールが来た」とキッカーの野沢を讃えたが、この得点で全北現代が完全に意気消沈。22分、FKから岩政がヘディングで落とし、興梠がリターンパスを返すと全員がボールウォッチャーとなってしまう。浮き球を岩政がダイレクトで左サイドにいた野沢に送ると、もう誰も対応できず、鹿島が2点目をあげた。

 2点のリードを奪ったことで、3失点しなければ予選1位通過できるという大きなアドバンテージを前半のうちに得る。鹿島は無理をする必要がなくなり、しっかりブロックを形成して相手の攻撃に対処。ゴール前の場面は増えたが得点を奪う能力を持った選手はいまだに全北のベンチに座っている。失点の危険性は低かった。

 その様相ががらりと変わったのが54分だ。いよいよイ・ドングッが登場、布陣も[4-1-4-1]に変更されると一気に全北がペースを握った。イ・ドングッにボールがおさまるようになっただけでなく、CBの前にワンボランチを据えたことで、CBの2枚を相手にしていればよかった鹿島の2トップは、6番のチン・ギョンソンの存在も考えなくてはいけなくなってしまったのだ。これにより2対2だった状況が2対3となり全北の守備に安定感が出てきた。だが、それでも鹿島の守備陣は集中力を保つ。左サイドのチェ・テウク、右サイドのイム・サンヒョプを内田やフェリペ、新井場徹や野沢が連携を取りながら封じる。簡単にクロスをあげさせない気迫を見せた。中央は岩政と、イ・ジョンスがしっかり蓋をする。77分にミドルシュートを叩き込まれたものの、攻められながらも守備陣形を崩された場面は少なかった。

 全勝で予選リーグを突破した鹿島は、ラウンド16をホームで戦う権利を得た。昨シーズン、FCソウルとの戦いではリードしながらも小笠原の退場から窮地に陥り、最終的にはPK戦の末敗退した。あれから1年が経ち、今年こそアジアを制するという決意は固い。つぎのターゲットはオズワルド・オリヴェイラの実弟であるワルデマールが率いる前年度アジア王者の浦項スティーラーズ。対戦日は5月12日である。


以上
2010.04.29 Reported by 田中滋


ラウンド16を聖地で戦うこととなり、ホッとした一面を見せるメンバーである。
今季こそ、悲願のアジア制圧を達成したい。
その一歩は確実に進んだのである。