鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

仙台戦コメント

2010年04月04日 | Weblog
2010Jリーグ ディビジョン1 第5節
vsベガルタ仙台

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
負けた時は色々と原因を探したくなるものだが、1試合負けただけでは大きな要因と言うものはない。仙台に関しては、昨シーズンから試合を見たり、情報を集めていた。非常に組織的でコンパクトなサッカーをしていると思う。(内田選手がリーグ戦で2試合連続となる途中交代だが)我々はリーグ戦だけでなくACLも戦っている。選手には疲労も溜まるし、調子の波もある。ましてや内田には代表の試合もある。監督としては、選手たちのフィジカルやメンタルの状態も考えて調整し、大事に起用することも仕事の1つだと思う。

2010年 4月 4日(日)

本日行われたJ1第5節仙台戦は1-2と今季初の敗北を喫しました。

【J1:第5節 仙台 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.04.04)
4月4日(日) 2010 J1リーグ戦 第5節
仙台 2 - 1 鹿島 (13:04/宮城ス/23,214人)
得点者:1' フェルナンジーニョ(仙台)、61' フェルナンジーニョ(仙台)、77' 興梠慎三(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:鹿島らしからぬ、集中力を欠いたようなミスが目立ったが?
「どのチームからも、負けた時には、記者のみなさんはいろんな理由を探し出すことができる。鹿島に関してはそんなに負けることがないので、ここぞとみなさんいろんな判断をされると思う。ただそんなに大きな問題ではないし、ただ一敗しただけだと考えている」

Q:7年ぶりにJ1に昇格した仙台の戦いぶりの印象は?
「去年から実は、仙台の試合を見たり情報収集をしていた。非常に組織的なサッカーをやっていて、コンパクトで、アグレッシブさを持っている。そして、謙虚に自分たちの短所を理解した上で、長所を引きだそうとしているのが見られる。今季は非常によい結果が出せるのではと思っている」

Q:後半途中で内田選手が交代で退き、これはリーグ戦では2試合連続のことなのだが、この交代について監督の意図は?
「確かにリーグ戦では2試合連続だが、考えて欲しいのは火曜日にACLの試合があって、長期の移動の中での試合だったことだ。選手は機械ではないので疲労もたまるし、調子の波もある。いろんな配慮もしながら、選手のフィジカルコンディションやパフォーマンスを考えていかなければならない。
彼はクラブだけでなく日本代表でも活動しており、なかなか休みが取れず、調整もできない状態だ。それは指導者として自分が調整をしてあげなければならないし、疲労した状態でゲームに出続けても、判断や技術面でのミスから失点を招くこともある。そういう部分で選手を大事にするため、クラブとしての判断も考えていかなければと思い、交代をした」

Q:10人となった中、ジウトン選手を投入した意図は?
「今日は連戦の中での戦いというのもあるが、10人になったところで、戦術的な交代はもうできない。疲労、フィジカル的なパフォーマンスでの判断で、人を代えるしかない。本当なら全員を代えたかったのだがそうはいかないので、交代枠の中でやらざるを得ないというところで、今日に関しては動けるか動けないかという部分の判断だ。チームとして10人でやるべき役割、機能性をいかにこなせるかという判断だった。
火曜日には新井場を温存したので、彼は今日は90分できるだろう。だから(彼を右サイドに移して)ジウトンを入れる。そこにはサイド攻撃にセットプレーという、仙台の攻撃の特徴も考慮した。
サイドを守るためには、まずフレッシュな選手がサイドにいないといけない。しっかりと動ける選手をサイドに置くことで、相手の狙っているサイド攻撃を少しでも抑えることができる。また、ロングボールに対する高さという面でも、ジウトンは競ることができる。
またセットプレーでも、彼の高さで競り合うことができるし、チャンスを作り出せるのではと考えた。特に10人という状況の中で崩していくのは難しかったので、セットプレーが一つの方法だと思った。CKから彼が一度ヘッドで合わせ、上手くはミートしなかったが良い場面があった。そういうのが狙いだった」


以上

【J1:第5節 仙台 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(10.04.04)
●岩政大樹選手(鹿島):
「(失点の場面は)別に今日に始まったやられ方じゃなくて、今年始まってからうちが問題としていた部分でやられたので、しょうがないと思います」

Q:10人でも鹿島は上手い試合運びをしますし、今日もある程度できていたと思いますが?
「ある程度狙いどおり・・・でもないですけど、特に前半はまず我慢して、相手に勢いを持たせないこと。2点目を取られると厳しいと思っていて、その意思統一はできていたと思います。ですが後半、ある程度時間が経ったところ、2点目を取られる直前くらいから、少しずつ…。後ろはジョンスと二人で、2トップに対してマンツーマン気味で守ろうという話をしていたのですが、それは向こうが最終ラインでボールを持っている時に一時的にそうなるだけであって、ボールがうちのDFラインに入ったのであれば、全体が下がってこないと。『頭を越えたら帰ってくる』という基本ができないと。さすがに2対1では守れないです。1点目も2点目も、相手が長いボールを入れてきた時に、2列目から走ってくる選手に誰もついていないという同じようなやられ方をしたのは問題だと思いますし、それは別に今日だけの問題ではなく、今まで失点につながっていなかっただけで、そういうシーンもいくつかあったと思います」


[ J1:第5節 仙台 vs 鹿島 ]

開始1分に先制を許した鹿島は15分にはマルキーニョスも退場で欠く苦しい展開。61分に追加点を許した鹿島は77分に興梠のゴールで1点を返したものの反撃及ばず。1-2で仙台に惜敗した鹿島は今季初の黒星を喫した。
写真は激しく競り合う関口訓充(仙台)と内田篤人(鹿島)。


敗戦に関して問題はないと語る監督と岩政である。
確かにながシーズン、このような試合の一つや二つはあろう。
ここで気落ちしておっては、最後に笑うことなど出来ぬ。
悪い面もあったが良い部分もあった。
興梠は劣勢の中から得点した、小谷野はリーグ戦に初出場し経験を積んだ、ジウトンは長い時間使われ連携と攻撃面での良さを垣間見せた。
我等はこの試合を糧として確実に新化しておる。
前へ進むのだ。
リーグ最終節終了時に首位におれば良いだけである。

ヤスの凱旋

2010年04月04日 | Weblog
【小林達彦アナ】王者・鹿島戦、思う存分戦え
2010.4.4 11:00
 5試合目の今節は強豪中の強豪、鹿島アントラーズが対戦相手。Jリーグ史上初の3連覇を達成した鹿島だけに仙台にとって、これほどやりがいのある相手はいない。

 今季の鹿島は「リーグ4連覇、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初制覇」を目標にしているが、その目標の高さに驚くばかりだ。

 鹿島は2月23日のACLから今季の戦いが始まった。ゼロックススーパーカップ、リーグ戦、ACL4戦と約40日間に9試合で、8勝1分けと負けがない。Jリーグでは3勝1分け、得点7、失点2、早くも1位だ。ACLでは4戦全勝で決勝トーナメント進出を決めた。強さ、堅実さ、安定感はずば抜けている。

 今季の鹿島はFW田代、MFダニーロ、増田ら6人がチームを去り、代わってMFフェリペ・ガブリエル(24歳、1メートル76)、DFジウトン(21歳、1メートル84、前新潟)、韓国代表のイ・ジョンス(30歳、1メートル85、前京都)ら7人が新加入。鹿島らしくピンポイントの的確な補強だ。

 FWマルキーニョスは父親の急死という不幸があったが帰国せず、サッカーに専念するという。ガブリエルはヒザを痛め、ベテラン本山もオフの手術後で戦列を離れている。それでも、きちんと勝つあたり、さすが王者だ。

 全選手、要警戒だが、なかでも司令塔の小笠原は技術の高さとともに試合の勘どころを心得ている。

 今、鹿島で最も注目されているのはMF遠藤(21歳、1メートル68、4年目)だ。左利きでドリブル、シュートの正確さ、運動量、度胸の良さは正に「鹿島の申し子」だ。塩釜ユース出身なのできょうの仙台戦、少々、入れ込んでいるとか。

 仙台は今季2度目のホーム戦、サポーターの絶大な応援とともに思う存分戦ってほしい。

(スポーツ・アナ 小林達彦)

J1鹿島、きょう仙台戦 狙え10戦不敗
マルキ、通算100ゴール期待
 Jリーグ1部(J1)第5節最終日は4日、各地で3試合を行い、鹿島は宮城スタジアムで仙台と対戦する。キックオフは午後1時。今季開幕から9試合連続不敗試合を継続中で、05年に打ち立てた同10試合連続不敗のクラブ記録まであと一つ。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ペルシプラ戦(3月30日)を欠場したマルキーニョスも戦列に戻り、敵地で記録達成に挑む。今季通算成績は3勝1分け、勝ち点10。
 今季いまだ負けなし。前節山形戦はプロ初先発だった遠藤の2得点などで3-1と快勝し、3月30日のACLでも4連勝で早々に決勝トーナメント進出が決定。勢いを持続させたまま、今節は開幕から連続不敗のクラブタイ記録に挑戦する。小笠原は主将らしく、「負けてないじゃ駄目。勝ち続けなくちゃ」と勝利を追求。宮城県出身で地元への凱旋(がいせん)試合となる遠藤も「自分が試合に出始めたタイミングで地元に戻れるのは不思議な感じ。楽しみだし、勝ちたい」と語気を強める。
 父親の急死でACLを欠場したマルキーニョスだが、試合2日前の紅白戦では随所に力強いドリブルやシュートでゴールを襲い、先発出場は決定的。リーグ戦は3試合得点がないものの、あと1ゴールに迫ったリーグ通算100点達成への期待も集まる。また右足内転筋を痛め、2週連続で前日練習が別メニューとなった内田は「(試合に)出るために休んだ」と出場へ意欲を見せた。
 7年ぶりにJ1復帰を果たした仙台は、昨季までの主力はそのまま、大分からフェルナンジーニョを獲得するなど前線を戦力アップ。ここまで5位とまずまずの滑り出しを切った。生命線は梁勇基と関口の両サイド攻撃。リズムをつかませないため、両サイドの起点は何としてもつぶしたいところだ。


【写真説明】
セットプレー練習でヘディングシュートを放つマルキーニョス(左)=クラブハウスグラウンド


仙台に挑む鹿島である。
ヤスの凱旋をマルキーニョスの100ゴールで演出したい。
楽しみである。

山形・田代、決勝ゴール

2010年04月04日 | Weblog
山形に春、田代のV弾で今季初勝利/J1

「決めたぞ~!」と拡声器を使って叫ぶ山形FW田代(撮影・柴田隆二)
<J1:山形1-0広島>◇第5節◇3日◇NDスタ

 期待のストライカーのゴールで、山形に春が訪れた。山形は、広島に1-0で完封勝利し、ようやく今季初勝利を挙げた。後半29分、FW田代有三(27)のリーグ戦2試合連続ゴールで先制。これを守りきった。17位と低迷していたチームは、勝ち点3を奪い暫定12位に浮上。3月は白星なく終わったが、ホームで4月好スタートを切った。

 ゴールハンターの嗅覚(きゅうかく)だ。後半29分、DF宮本の右クロスにタイミングを合わせ、位置取りを開始した田代。だが「なんか目の前のフル(FW古橋)さんが、触る気がした」と、ボール方向へは向かわず、ゴール正面で待ちかまえた。田代の予感どおり、古橋が頭でコースを変えたボールを迷わず右足で振り抜く。相手GKに触られたが「入れ!」(田代)と念じたボールは、ゴールマウスに吸い込まれた。

 3月27日の鹿島戦で、移籍初ゴールをマークした田代。だが、3点ビハインドの試合終盤の状況で喜べなかった。その分、この日は初勝利を信じホームに駆けつけたサポーターと、歓喜したかった。看板を飛び越しスタンド前でシャウトした背番号10は「チームメートにも認められたかったし、ボクのゴールで勝てて良かった」と、安堵(あんど)の表情だ。

 先月1勝もできなかったが、内容に手応えを感じていた小林監督は、今月の巻き返しを誓っていた。「勝てて良かった。内容はいいのに、結果が出なくて…。今日は最後まで集中力を切らさず、いいゲームをしてくれた」と、イレブンをたたえる。調整期間に自前のノートパソコンが故障し、戦術説明に必要な資料を用意できない危機もあったが、電器店に無理を言って頼み込み即日修理させた執念も、実った。

 昨年10月24日柏戦以来161日ぶり、公式戦11戦ぶりの勝利。終了の笛の後、テレビ中継用のマイクに足を引っかけて転びかけるほど、指揮官も興奮した。いまだ冷え込む山形で、春の訪れを信じていたサポーターに、田代は約束する。「今日みたいな(集中力の切れない)試合をして、ゴールを続けていきたい」。膨らんできた桜のつぼみより一足先に、山形が開花した。
【山崎安昭】
 [2010年4月4日9時25分 紙面から]


山形・田代が決勝ゴール!愛娘にプレゼント
2010.4.4 10:47

広島の槙野(中央)、森崎和(下)と競り合う山形の田代。後半29分に右足で決勝ゴールを奪った
 モンテディオ山形がサンフレッチェ広島を1-0で下し今季公式戦初勝利を挙げた。FW田代有三(27)が後半29分、決勝点となる先制ゴール。鹿島から移籍した新戦力が2戦連続ゴールを決めJ1で2年目を迎えるチームに笑顔をもたらした。

 胸でトラップしてから右足でけったボールが、敵陣ゴールに突き刺さった。田代は両手を翼のように広げ、ホーム自由席方面へ一直線。サポーターと喜びを分かち合った。

 「早く勝ちにつながるゴールを決めたかった。ホッとしています。チームメートとして早く認められたかった」

 格別の2戦連続ゴールだ。DF宮本卓也(26)が右サイドから中央にボールを送り、FW古橋達弥(29)のヘディングを経て田代のところへ。新天地の山形に2010年初白星をもたらした。

 前節のアウェー鹿島戦で、昨年まで5年間在籍した古巣から移籍後初得点を挙げたが、1-3で敗れた。広島戦は勝利につながる得点にこだわり続け、今季初の完封勝ちにつなげた。

 ホーム開幕戦の3月21日の浦和戦は、観戦に訪れた娘の愛華(まなか)ちゃん(2)へ得点をプレゼントできなかった。この日はモニター越しに自宅のまな娘へ「パパ、勝ったよ!」と会心の笑顔。鹿島でくすぶっていた背番号10が、山形で息を吹き返した。


田代有三(たしろ・ゆうぞう)
 1982年7月22日生まれ、福岡県出身、27歳。福岡大大濠-福岡大を経て特別指定選手として2003年に大分、04年に鳥栖でプレー。05年から09年まで鹿島に所属。今季、期限付きで山形に移籍した。登録ポジションはFW。1メートル81、77キロ。


田代弾で初勝利!やっと山形の一員に…

<山形・広島>決勝ゴールを決めた山形・田代有三は、サポーターを前にマイクであいさつ
Photo By スポニチ

 【山形1―0広島】山形がFW田代有三(27)の決勝ゴールで広島を1―0で下し、今季初勝利を飾った。今季の補強の目玉として期待された大型FWが、開幕から公式戦5戦勝ちなしだったチームを救った。

 チームと自身のモヤモヤを吹き飛ばすゴールだった。後半29分に右サイドからのクロスを田代が右太腿でトラップして素早く右足を振り抜いた。移籍直後で周囲との連係がかみ合わず、苦悩の日々が続いていた田代は「チームメートとして早く認められたかった。勝ちにつながるゴールを決めたかったので良かった」と安どの表情を見せた。

 昨オフには鹿島から契約延長のオファーを受けながら、出場機会を求めて移籍を決断。主力として試合に出場できるようになった一方で「主導権を握れる鹿島と違ってボールが集まってこない」とスタイルの違いにも戸惑っていた。だが、前線から守備に奮闘することで周囲との連係もかみ合い始め、この日のシュート数もチーム最多の5本と攻撃の起点となった。「今は試合に出られていることが幸せ。これを続けていきたい」。田代が上位進出を狙うチームの原動力となる。

[ 2010年04月04日 ]

田代2試合連続ゴールで初勝利…山形
 ◆J1第5節 山形1―0広島(3日・NDスタジアム) 山形はFW田代の2試合連続ゴールで今季初勝利。鹿島から期限付きで加入した元日本代表FWは、後半29分に右クロスを右足で流し込んだ。ホームでの初得点に「練習の時から僕に合わせてくれていた。本当に欲しかった時間で点が取れた」と満面の笑み。新エースとして「ひとつ勝って、みんな自信になった」と手応えを感じていた。
(2010年4月4日06時39分 スポーツ報知)

決勝点を挙げ山形に溶け込む田代である。
多くのゴールを記録し山形のJ1残留に力を貸すのだ。
得点力のある隆行として。

篤人、強行出場か

2010年04月04日 | Weblog
内田強行出場か…仙台戦メンバー入り
 腰痛と内転筋痛を抱える鹿島の日本代表DF内田が、4日の仙台戦のメンバー入りを果たした。3月30日のACLペルシプラ戦後は治療に専念していたが、3日は4日ぶりに練習に合流。主力組から外れて控え組に入ったが、フルメニューを消化した。「やれない痛みではない」と話しており、日本代表として臨むセルビア戦(7日、長居)にも影響はなさそうだ。
[ 2010年04月04日 ]

内田、4日の仙台戦に強行出場…鹿島
 右内転筋を痛めている鹿島DF内田が仙台戦(4日・宮城ス)に出場する見通しとなった。2日に張りを訴え、練習を離脱。この日も全体練習とは別メニューで調整したが、試合遠征メンバーには入った。右足以外にも腰痛を抱えており、万全からはほど遠い状態にあるが、「(右足の)痛みは徐々に良くなってきている。自分としてはやるつもり」と話した。
(2010年4月4日06時39分 スポーツ報知)

篤人が仙台戦の帯同メンバーに入ったとのこと。
練習こそ控え組であるが、本人は出る気満々である。
昨日も良い笑顔をしており心配はいらぬであろう。
とはいえ、この試合には出場しても良いが、たかが練習試合の代表戦は回避して治療に専念して欲しい。