そういうわけで、そのネットの棋譜が果たしてTABOの言った対局なのか、メールで連絡して実際その人に見てもらった。…TABOの言った通りに、「○○さん対××さんの△△のときの棋譜」だった。棋譜といってもほんの一部なのに。しかも図面は1つしかない。架空だが100万円ゲットされてしまった…。なぜわかったのか。将棋ネタでTABOと賭けをするのはやめよう。
ネットで棋譜を見ていたら、TABOが近づいてきて「それなに?」というので、「誰の棋譜か当たったら100万円あげるー」と冗談言ったら、「んー、○○さん対××さんの△△のときの棋譜??」と言った。片方が合っているので(もしかすると両者とも正解なのかもしれないが書いてないのでわからない)50万円分当たってしまった。なぜわかるのか…。家にないからあげられないけど、とりあえず50万円架空の貯金。きょうTABOの参観日で、教室の壁に貼ってあった「小鳥」という習字にぶっとんだ。…将棋もいいが書道もやらねば…。参観帰りの車でTABOに「プロになって扇子に書いたり本にサインしたり、頼まれたらどうする?…あの習字で…」と言ったら頭を抱えて「どーしようー」と悩んでいた。私も一体あの習字をどうすれば上手にできるのか、頭を抱えたい…。
きのうは自分の教室に2人新規の申し込みがあり、また高校生たちが来週実力テストなのでいろいろこまごまと忙しかった。高校総体真っ最中なので、朝課外がなくいつもは5時起床のところ6時でよかったのが少し楽だった。ここはいつの間にか親系ブログの中にエントリーされているらしい。以前にも書いたが、わたし自身なにが欠けているって、「親としての気持ち」が最も欠けている。特に大会成績についてはものすごく冷めている。今までいろんな子どもの大会を見てきたが、優勝する子が一番強いわけではない。もし対戦順が入れ違っていたり、もし対局が2回できたら(そんな大会はないが)、優勝者は違ってくるだろう、という大会がほとんどである。だからTABOの何度かの優勝もそれは強いからではなくて「運」。また対局で勝ったからといって、その子より優っているわけではなく、負けたからといって何が劣っているわけでもない。これは大人と対局するときも同じで、その一局を勝ったからといってその大人の方より強いわけではなくて、たまたまその勝負に勝っただけの話。TABOが優勝しても特別お祝いしたことがないのは、それはそのときの勝負の結果であって、それ以上でもそれ以下でもないからなのだ。実は優勝したために失うものも多い。自分が強くなったような錯覚を起こして勉強を怠る。というわけで、TABOにはしばらく泣いてほしい、というのが私の今の気持ちだ。一生懸命指していれば大会はOK。結果は求めない。求めようがない。…だから親系ブログからはずれたいなあ…。すみませんが、一般のみでエントリーってことで…。ところで勉強とテスト順位の関係と将棋の勉強と大会成績の関係はよく似ている、と思うのだが。