毎年正月には、実家で母が大きな土鍋に鯛を一匹ドーンと入れた鯛めしを作り、みんなでそれをつつく。そして毎年、「今年こそは自分で作ってみたい」と思えどもなかなかやれずに、一年が過ぎ、また正月に土鍋をつついている・・そんなことを繰り返してきたのだが、今年こそは本当に自分で作ったぞ! (かなり小規模で安直だけれど。)
参考にしたレシピはこちら。
▼鯛のおかしらで鯛めし レシピ・作り方
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1240038669/
例によって、半額シールが貼られてる鯛のお頭を買ってきたぞ。なんだか大きいけど。
やや~、お頭以外にも下になんかあるぞ・・・。これは儲けもんだと思う反面、私にハンドルできるのかという不安がよぎる。
取り敢えず水で洗って、それぞれに塩をふりかけておく。
その間に、お米3合を洗い、みりん大さじ1、酒大さじ1、塩小さじ1を加え、電気釜の3合の位置まで水を入れ、浸水させておく。
で、さっき塩をした鯛を再度水でよく洗い、ペーパータオルで水気を拭いてから、魚焼きグリルで両面こんがりと焼く・・・ということになっているのであるが、魚焼きグリルは鯛の頭・半割2枚でいっぱいなので、他の部分はいろんな鍋を総動員して焼く。
っていうか、この写真、めっちゃシュールだ。
そこそこ焼けたところで、火をとめ、蓋をしたまま、近所の整体に出かけた。(鯛の粗熱を取らなきゃいけないからね)
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整体から帰ってきて、
電気釜で浸水させた米の上に、お頭を乗せ、普通に炊飯する。
残りの部分は、骨から身をはがして、身を集めておく。
すごいな~、こんなに油が出るんだ。
さ~て、炊き上がったぞう~!
お頭をほぐして、身だけをご飯の上に残し、骨と皮は取り去る。そしてさっき取っておいた、別の箇所から集めた身も加えて
全体をかき混ぜて出来上がり!
うまいぞ~!
多少骨やウロコが取り切れずに入ってしまったのはご愛敬で、自分一人なんだから慎重によけながら食べればいい。
いやぁ~、実家の鯛めしに遜色ないものが作れたぞ~!
※あとの洗い物のことを考えると気が重くなるけど。