スンデ(豚の腸詰)

これは昨日の新大久保での戦利品。


いやぁ、先週韓国食材店で初めてコレを見た時はさすがにギョッとして退散してきたのだが、あとで色々調べてみたらマジ美味そうなんで、勇気を出して昨日買って来たわけよ。だから酔った頭で新大久保にわざわざ行ったのは、ただただコレのため。

コレはスンデという食べ物で、ブタの腸に、春雨と豚の血のかたまり、もち米と肉などを詰めて蒸した、いわば韓国版の腸詰だ。ソーセージみたいにくびれがないから、まるで誰かさんの詰まった大腸を見るような、グロテスクさだ。



色んなのがあるらしいけど、とりあえず今日は一番小さいのを食べてみよう。名称欄に、「1/2小豚足・ぶつ切り・みみ・あたま」だなんて、リアルすぎて怖いよ。でも原材料欄にはなかなか美味しそうなものが名を連ねているではないか。




袋のままお湯で５分間煮て、５秒ぐらい冷水にさらして、袋から出すとこんな感じ。まるでなまずみたいにグロテスクでしょう？　でもね、この時点で、ふるいつきたくなるほどイイ香りなの。

これを小さく切って皿に並べたのが冒頭の写真。サラミソーセージみたいに写っているけれど全然違う。やわらかい春雨が沢山入ってて、香りも良く、とても美味しかったわ～！

腸詰めは肉だけを詰めるものっていう先入観にとらわれているとつまらないね。こんな食べ方もあるんだ。みなさん、是非是非怖がらずにお試しあれ。