さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ブルターニュ大公城内のカフェでガレットを食べる

2019-03-06 23:34:00 | 食いしん坊レビュー
昨日に引き続き、2月1日に行ったブルターニュ大公城より。


ちょうどお腹が空いた我々は、お城の中にカフェがあるのに気付き、そこに入ってみることにした。

中は古式ゆかしい、いい感じの場所なれど、唯一の難点は、店員さんが英語を全く使えないことであった。今回のナント行きで全く英語が通じなかったのは、ここだけね。


なので、メニューを見ながら、断片的なフランス語&身振り手振りさぶりを駆使して、何とかほどよい食事を頼むことが出来た。
4人とも、このメニューの左上のセットメニューにし、ガレットやクレープの中身もほぼ同じものになってしまったが。。


これはナント名物のそば粉のガレット。この向きじゃなくて裏返しにして中身を見せる盛り付けもあるみたい。

ナント名物というか、ガレットはもともとブルターニュの郷土料理なんだそうだ。

ちょっとややこしいのは、ナントはブルターニュ公国に属していたから、「歴史的なブルターニュ」(Bretagne historique)と呼ばれる地域にはあるんだけど、現在の行政区域としてのブルターニュ地域圏(Région Bretagne)には含まれていないんだよね。ナントはペイ・ド・ラ・ロワール地域圏 (Pays de la Loire)の中のロワール=アトランティック県の県庁所在地だ。書きながら、当ブログをご覧の大部分の皆さまにはどうでもいいと思われるんじゃないかという気がしてきたが、ブルターニュ産の海塩(ゲランドの塩)を世界一美味しい塩だと信じて疑わない私としては、ブルターニュは憧れの地でもあるので、ちょっとこだわってみたいわけよ。要するにブルターニュ公国の内、フランス北西部・・つまりヨーロッパ大陸の北西に突き出た半島にあるところだけが、現在の行政区域としてのブルターニュ地域圏となり、ナントは半島の根元のちょっと南側にあるもんだから、ブルターニュ地域圏に入れてもらえなかったわけよ。入れるべきだ!って声はあるみたいだけどね。

ということで、ナントはブルターニュなんだけどブルターニュじゃない・・・という話はほどほどにして、この薄っぺらなガレット・・意外に食べごたえがある。


チーズやらマッシュルームやら、ハムとかいろいろ入れてもらったからね。


お次はクレープ。私はイチゴ味にしてもらった。


うん、こっちも美味しかったよ。


こっちはコーヒーを頼むとお菓子がついてくるのかな・・昨日もそうだったけど、甘~いお菓子を食べていて、コーヒーが欲しいな~と思って頼むとそのコーヒーにさらにお菓子がついてるんだよね~。フランスの人って、甘党が多いのかな。

ということで、由緒ある古城の中の素敵なカフェで美味しいガレットとクレープを食べて、とても幸せいっぱいな気分になった。

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