偽物は本物に敵わない。平野美宇やった！

昨夜、私は興奮していた。今日のスポーツ紙の一面は大谷選手なので、卓球に関心のない人には私の興奮は分からないだろうが、私は昨夜興奮していたのである。WTTコンテンダーザグレブ＜クロアチア＞　7月2日の女子シングルス決勝で平野美宇が世界ランク１位の孫穎莎をゲームカウント4-3で下し、優勝を果たしたのである。打ち合いでは孫穎莎に７：３の割合でうち負けしていた。平野は敵の力を十分に承知しながら、前後に揺さぶりながら、敵のミスを誘い、勝機を見出したのである。平野が中国人の主力３選手を破り、アジア大会で優勝した時、中国は平野対策に没頭した。その中で生まれたのが孫穎莎だと言われている。だから、ある意味、孫穎莎は平野美宇の偽物なのだ。偽物でも強ければ、偽物とは言われないのだが、今回、平野はその孫に勝ったのである。やはり、偽物は本物に敵わないのである。（くちなし亭、2023.07.03）

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