ポーランドのドナルド・トゥスク大統領は現在が第3次世界大戦の前夜だと語る。ウクライナ戦争が今後、どのように変化するか不明だ。それによってはロシアがどのような動きをするかも混沌としているのである。少なくとも、戦線では兵員の大量導入が可能なロシアが有利だ。だが、西側の近代兵器によって、ウクライナ軍はますます、ロシア領内の施設への攻撃を増していくだろう。それは現在の軍事施設や石油施設にとどまらない。さらにエスカレートしていくに違いない。もし、それらによって、ロシア国内で動揺が起こり、プーチン政権が危機になった時に、プーチン政権は核を含む、攻撃が脅しだけにはとどまらないだろう。さらに、今年のアメリカ大統領選挙で、トランプ前大統領が当選したら、彼はヨーロッパでの戦争に非介入を貫くかもしれない。それがまたロシア政権の野心に火をつけるかもしれないのである。そのような理由からか、フランスのマクロン大統領やイギリス政府は再び、徴兵制度を口にし始めた。これまで、これらの国々ではソ連崩壊後の平和で、多くの国が徴兵制を廃止してきたのである。(くちなし亭、2024.06.03)
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