オーストラリアの南東部、ビクトリア州の山火事は発生から5日が過ぎようとしているが、沈静化は見えない。オーストラリアは今、夏で、北風が熱波を運ぶ。山火事を経験したことが無い人達はその恐ろしさを実感できないだろうが、生木が燃えるスピードは想像以上に速い。火は至るところで発生する。奈良の若草山の野焼きのようなコントロールされた火とは違うのである。今まで、見た目にはなんでもないところからボッ、ボッと燃え出す。私は何処であったろう、そんな経験をしたことがある。オーストラリアでは死者も160人を突破して、悲惨な姿が伝わっている。慌てた人たちが車で逃げ、慌てた運転は当然事故を起す。起せば車はつぶれ、そこから逃げ出せなくなる。火は迫り、ガソリンを積んだ車は燃える。車から逃げ出せなくなった人達は車と共に焼失する。さて、これは教訓である。もし、私たちが地震に見舞われ、大火災が発生したとき、私達は車で逃げようとしないだろうか。関東大震災時とは違う悲惨さが起こりそうでならない。
山下明・夢をかなえるキャシュフロー表
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