韓国ウオンの暴落の兆し。

韓国の通貨ウオンが急激な値崩れを起こしている。対アメリカドル＝1234.9ウオンという水準である。もちろん、驚くような急激な落ちではない。韓国銀行もアメリカとの間で結ばれた６００億ドルの通貨スワップ枠を利用して、抵抗しているのであろう。韓国の総選挙で、韓国国民が社会主義体制を選択したことで、海外の投資家が韓国売りを始めたことは間違いない。彼らもまた、６００億ドルの通貨スワップ枠を利用しているのである。そもそも韓国経済の先行きは世界的な閉鎖経済の中で最も影響を受けるのである。自分の資産を安く売りたい投資家などいない。株も同じで、買い支えてくれることを望んでいるのである。だから、少し買ってみたりと駆け引きを繰り広げながら、逃げていくのである。さて、時期は分からないが、ある日突然、買い支える側の資金が枯渇した時には、海外投資家の投げ売りが始まる。少しでも売れれたらという損きりである。その時には、ウオンは対アメリカドルで、140ウオンとか、150ウオンとかに暴落して、韓国はハイパーインフレに見舞われるだろう。それを防ぐには韓国政府による中国型の管理規制の発動が必要になり、資本主義が終焉する。（くちなし亭、2020.04.22）

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