私も会社を辞めて、家で仕事をするようになって、間食が増えた。コロナ禍以後、自宅で仕事をする、在宅勤務をするようになった人たちも、間食が増えたに違いない。口さみしいというか、腹さみしいのである。この時に食べるのはスナック菓子だったり、駄菓子だったりする。これがまた、後を引くのである。ついつい手が出てしまうのである。オンライン科学誌「PLOS Global Public Health」に発表された論文にアメリカ人の間食の様子が出ている。それによれば、平均的な米国人が、間食を通じて1日に498kcalを摂取していることが判明したそうだ。498kcalと言えば、約1食分である。つまり、平均的なアメリカ人は1日、4食分の食事をしているということだ。太らないはずはない。私のような糖尿病の人間にはさらに良くないことなのだ。だが、間食はタバコと一緒だ。止められない。どうせやめられないのなら、たばこよりましだろうという分けの分からない理由をつけて、今もつい手が伸びている。(くちなし亭、2023.12.30)
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