3年半にわたって政府に助言をしてきた新型コロナウイルス感染症対策分科会、基本的対処方針分科会の会長を務められてきた尾身茂氏が現在のコロナについて語る。総じて日本はどの年も、米国や英国に比べて死亡者数が低いのだが、欧米諸国は20年、21年に死亡者が最も多いのに対し、日本は22年に最多になっている。コロナが5類に変わった今でも、コロナで苦しむ人はかなりいる意図がいることを示す。コロナの主流がオミクロンに変わり、高齢者に症状が悪化するする人が増えたからである。私の周りでも、コロナに感染し、それからは治療薬の効果で、回復は早かったのだが、後遺症に悩む人が散見される。それも長期にである。ある人などは6か月にわたり、起き上がれることもできないという。
(くちなし亭、2023.12.28)
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