若い時には貯蓄がなくても生きていかれる。

あなたの貯金額はいくらですか？　カードローン情報サイトを運営するLeadingTechが日本在住の男女1060人に聞いた。質問をしたところがカードローン情報サイトなので、回答する側の人たちもカードローンを使う世帯年収が300～400万円（18.2％）、200～300万円（15.3％）、400～500万（14.9％）、500～600万（13.9％）といった層だ。つまり、収入的には中間層から下位層に当たる。ただ、日本の人口分布的には大多数帯に当たるかもしれない。その人たちの答えは、「100万円以下」が最も多く53.7％で、次いで多いのは「100～200万円」の13.3％。その後、「200～300万」（8.5％）、「400～500」（6.3％）、「1001万円以上」（5.1％）となっている。平均貯金額は317万円だったが、中央値は100万円近辺で、多くの人の預貯金額は１００万円程度だということらしい。貯金の目的の最大のものは老後の備えというものだが、１００万円では足りない。もちろん、この回答者たちの年齢が不明だが、たぶん、若い世代だとは思う。私も若い時には預貯金額はこんなものであった。使い放題だったのである。本格的に貯蓄をし始めたのは４０代に入ってからである。（くちなし亭、７月5日）

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