定番の朝ごはん、「アツアツのご飯とみそ汁」対「焼きたてのパンとコーヒー」どちらが安いという記事が目にとまった。記事を見るまでも無く、値段的にはご飯の方が安いに決まっている。精米からご飯にするまでの作業は私たちがやるのに比べて、パンは小麦粉からパンにするまでの作業は他人がする。その分、パンには付加価値がかかっているのである。記事を見れば案の上、ご飯は茶碗一杯、19円ほどで、食パン一斤、6枚きりの1枚の値段は33円である。もちろん、高級パンから低級パンまで様々なので、1枚当たりの値段は異なるのだが、それでも総じて、パンの方が高いのはわざわざ、調査するまでも無く分かることだ。だが、この記事の目的は何なのだろう。「貧乏人は米を食え」ということなのだろうか。私の家では朝はパンである。私がパンが好きだからである。もちろん、貧乏人だが、貧乏人でも、好き嫌いはある。美味しいものを食べたいという欲求がある。ご飯がまずいとは思わないが、朝の一時の、パンとコーヒーは、私には欠かせない時間なのである。人間はお金だけに振り回されて、生きていてはいけないのである。(くちなし亭、7月28日)
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